2009年12月8日火曜日

ハーフビジネスのスニーカー


FENNIX no. 3114ブラック

先日、都心から西へ延びる私鉄に乗ってお客様先へお伺いする途中の事でした。
午後の早い時間のため乗客はまばらで、ゆっくり座っていたところ、私の真正面にいた一人の男性の服装に目が止まりました。年齢は50代後半、少し太めの体格でお腹周りには貫禄と言って良いふくらみがありました。
濃いグレーのツィードのジャケットに白い襟なしのワイシャツ、黒いパンツに黒い革のスニーカーを履いていました。
「これは」という思いで、勝手ながらその男性に妙な親しみを持ちました。
これまで私が出会った中年以上の男性の中で、半ビジネスの装いでは最もスニーカーがお似合いだったからです。

日本では、サラリーマンは濃いめのスーツに黒か焦げ茶の革靴が定番で、特にお堅い金融系だったりすると、ネクタイでさえ地味な色遣いが当たり前という風潮がありました。
しかしこの数年、営業職でも夏場は上着を脱ぎ、ネクタイをはずして客先訪問をするようになりました。また、ここ十数年ほど前から上場企業でも一週間の内の一日だけカジュアルデーを設けている会社も少なくありません。
しかし、カジュアルデーとなると、夏はポロシャツ、冬はセーターと、休日に家族で遊園地に行く時と同じ様な、スーツ姿と真反対のカジュアルに振れてしまう傾向がある様です。
日本の働くオヤジも、少し着崩した装いを許してもらえる環境であれば、どこかのお洒落な国の様にスーツとカジュアルの中間あたりでファッションをエンジョイできると思うのです。

そういう中、上記でご説明した男性は色使いこそ白黒系が中心でしたが(というよりは白黒系が良かったのか)、ジャケットにスニーカーがとてもお洒落でした。
残念だったのは、そのスニーカーが弊社のFENNIXではなかったことです。
こういう方には、ぜひFENNIX 3114のブラックやブリックあたりを履いていただき、カジュアルクロコを実践いただきたいと心の中と視線だけでお願いをしておきました。
休日はもちろんですが、仕事にも履いていけるハーフビジネスのスニーカーとしてFENNIXをお役立ていただくことで、日本のオヤジのお洒落に貢献できないかと感じた次第です。

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