2010年3月29日月曜日

モテる軽快な足元は豪奢なブラック&ホワイト



LEON 5月号臨時増刊(Snap LEON vol. 3)の「06 Shoes」内、スニーカーの中で、FENNIX 3035ブラックとホワイトが紹介されました。

2010年3月19日金曜日

スニーカーの選択2


FENNIX no. 3114 イタリアントリコロール

3月16日のブログで「何年か前の一時期にスーツにスニーカーを合わせるお洒落が出始めた」と書いたところ、US在住の友人からそれは十数年前の間違いじゃないかとのご指摘をいただきました。
確かに日本でバブルの頃、ニューヨークのアップタウンやサンフランのファイナンシャルディストリクトあたりでは、スーツにスニーカーを履いてオフィスに向かうビジネスマンの姿がありました。
特に女性の間では、スニーカーで通勤し、オフィスでパンプスなどに履き替えることが流行ったりもしました。
しかし、当時はビジネススーツにまるっきりスポーツ系のスニーカーという組合せで、機能重視のお洒落のかけらも感じさせないダサいものでした。
前回のブログ内でご案内したかったのはスポーツ系のものではなく、ちょっとお洒落なハーフビジネスにも使えるスニーカーのことです。

さて、更にその友人からは「何をもってスニーカーと呼ぶのですか。ゴム底だから?」という質問も受けました。
おそらく私のブログを読まれた方の中にも、同様の疑問を持たれた方がいらっしゃるかも知れません。
ある文献によると次のような定義が紹介されていました。

「足を覆う上層部を柔らかい革、または人工素材で覆い、靴底は地面との摩擦を最適に保つためにラバーを使用したもの。」

また、他では次のような説明もありました。

「ゴム底でアッパーが布製の運動靴。広くはスポーツタイプの靴。英語でスニーカーは忍び歩く人の意で、ゴム底を使い足音がしないことからアメリカで命名された。」

歴史的には、1900年代初頭から発売され、1970年代からテニスやバスケットボールに使用されることで流行が加速したスポーツ系を源流とするカジュアル靴ということでした。
しかし、最近ではビジネスシューズでもゴム底で静かに歩けるものがあったり、またスポーツ系とは呼べないお洒落なスニーカーがあったりします。
その定義が難しくなる程、スニーカーの新たな活用の時代に入っているのかも知れません。

2010年3月16日火曜日

スニーカーの選択


FENNIX no. 3114 モカ&クリーム

先日ある会合の場でお聞きした話によると、何年か前の一時期にスーツにスニーカーを合わせるお洒落が出始め、結局最近ではスーツにスニーカーはダサいという傾向にあるそうです。
スーツにも多種あり、これまでスニーカーにも合うスタイルが世に紹介され、時代の流れでそれらがフェードアウトしつつあるのでしょうか。

さて、これまでこのブログでも何度か弊社のスニーカーをハーフビジネスにもご利用くださいとご案内しました。
スニーカーをビジネス系に合わせると言っても、対象が常にスーツである必要はありません。
スーツでクラシックに決めたい場合は、革底の靴の方が似合うと思います。
しかし、ビジネスとカジュアルのどちらにも転べるような中間ファッションを狙う場合、上下異なる取り合わせで個性を出し、例えばデニム系パンツに春だと明るい色のジャケットとネクタイもあると思います。
そんな時、足元はスニーカーの方が良いという取り合わせも出てくるでしょう。
スニーカーと言っても、子供でも履くスポーツ系ではなく、ビジネス仕様に耐えうるちょっと洒落た華やかなもの。
革を使うとスニーカーも安価ではなく、その種類はそんなに豊富ではありません。
更にその中で差別化された個性を主張したい場合、素材へのこだわりは重要です。
一つの選択として、アリゲーターやクロコダイルといったワニ革。
革靴の中でもワニ革を使った靴と言えば、高額にもかかわらず根強いファンがおいでで、各有名ブランドは自社コレクションの最高位に位置付ける程です。
そのワニ革を部分的にでも使ったスニーカーであれば、革靴よりも存在感のある個性を示せるのではないでしょうか。
FENNIX 3114はそんな時にぜひご選択いただきたいスニーカーです。

2010年3月8日月曜日

トレンドの赤いスニーカー


FENNIX no. 3035 Red/Green


FENNIX no. 2979 Red/Green

今日、自宅から駅に向かう途中で、前方を歩いている人込みの中の足元に赤いスニーカーを見つけました。
30代前半、男性、黒の革ジャンにグレーのデニムパンツ。
赤いスニーカーは、ソールからアッパー、靴ヒモまですべて赤だったので、ダーク系の上半身に対し、足元が目立つ事この上ありませんでした。
しかし、赤いスニーカーはこのように履くと言うお手本の様にとてもお似合いでクールだったのです。

一昔前では膝から下に赤を見つけられると言えば、鉄腕アトムかほうれん草くらいでした。
いつ頃からでしょうか、パンプスなどは別にして、男性のスニーカーにも赤が増えてきたのは。
国内でも多彩な色を使ったお洒落が浸透しだして以来、スニーカーでも原色系が目立つようになり、また中には紫がファッションにうまく融合したりと。
白のスニーカーにブルーのラインが2本入っただけで、「カッコいいー」と思ったのは、私が子どもだった頃の何十年も前の話です。

さて、前段でご紹介した男性の赤いスニーカーはよくお似合いでしたが、革を使ったものではありませんでした。
赤いスニーカーも大人のカジュアルを狙うのであれば、ただ赤というだけでなく、素材にこだわるのも一つのアイデアです。
カーフ(子牛)やナッパ(羊)などとのコンビでワニ革を潜ませるというのは、若過ぎると似合わないオヤジの個性を生かした手法かも知れません。
高級素材を使った赤いスニーカーを履き、それに気付いた周りの反応を冷静に観察するのも、時には楽しいでしょう。

しかし、もう若いと言われる年齢を越え、赤いスニーカーを履きたいと言うと、世の中まだまだ保守的なご意見を発する方もいらっしゃるかも知れません。
実際、弊社設立時からのお客様の中でも、2足目のFENNIXに上段の2979 Red/Greenを希望され、奥様とお嬢様の大反対に会ったということがありました。
その方は少し時間を要した様ですが、結局はご自身の意見を通し、赤いFENNIXをご購入いただきました。
先端のトレンドに乗ったお洒落は改革の様なものです。
そして、どの様な改革にも勇気と決断と折れない心が必要です。
私どもアーリープロジェクツは、赤いスニーカーをカッコ良く履くオヤジを応援したいと思います。

2010年3月5日金曜日

こだわりの総ワニ革スニーカー



ご覧の画像は、先日イタリアのアーリープロジェクツ本社で見つけた総ワニ革のFENNIX 3035です。

以前このブログでも国内のお客様向けにFENNIX 3114というモデルを使った総ワニ革のスニーカーをご案内しましたが、今回こちらはロシアのお客様からのご要望でお作りしたものでした。
既存のモデルの中から、お客様のリクエストに応じ、総ワニタイプでスニーカーをお作りできるのは、ワニ革原皮の供給者でもあるアーリープロジェクツの強いところです。
多くのカラーバリエーションを含む豊富な在庫を保有していますので、お客様からご指定いただいた色で総ワニ革のスニーカーをお作りすることができます。

総ワニ革で靴をお作りすると、勿体ないことに、釣り込んだワニ革がソールの内側の見えない部分まで使われます。
分かる方にはお分かりいただけるという、ちょっと洒落た贅沢ではないでしょうか。

同様のご希望をお持ちのお客様がいらっしゃいましたら、FENNIXお取扱店または弊社までお問合せください。