2011年8月24日水曜日

限りない欲望



井上陽水の初期のアルバムの中に「限りない欲望」という曲があります。

限りないもの、それが欲望。
子供の時に欲しかった白い靴。
母にねだって手に入れた。
いつでもどこでもそれを履いていた。
ある日町に出て、靴屋の前ですてきな靴が飾ってあった。
青い靴。
一番の歌詞はこういった内容です。



弊社のスニーカーの特徴として、欲望の有無は別にし、気に入っていただいたお客様には複数足ご購入いただくという傾向があるように思います。
一足ご購入いただき、気に入ったからと後日もう一足ご購入いただくと言うのはもちろんの事、中には最初からまとめて2足ご購入いただく場合もあります。
また、一足ご購入後、2足目はご自身のご希望を反映した特注品を作って欲しいと言われる場合もあります。



私どもの勝手な分析では、外出時に足を保護するためだけに履くのとは違い、スニーカーではありますが、お好きな方にとってはそれ自体がコレクターズアイテムなるのだと思います。
ワニ革という素材とそれをより優雅に引立てるヴィヴィドな色使いで、履き心地も悪くないイタリア製、これら総合要因から成るほかにはなかなかないという独自性に魅力を感じていただけるのではないでしょうか。
ファッション性が高く、異なる場面でそれぞれのお洒落を主張できるということもあると思います。
斯く言う私も、常時4足のFENNIXをその日の服装に合わせ履き替えており、5足目はヴィンテージスニーカーをどの色にしようかと現在狙っているところです。
私の知る限りで、お一人で弊社のワニ革スニーカーを最もご購入いただいたお客様は、17足お持ちでいらっしゃいます。

しかしその傾向は別にしても、安い商品ではありませんので、結局はそこに価値を感じたお客様がファンになっていただき、たとえ一足でもご購入いただけるということ自体、弊社にとって大変ありがたいことだと認識しています。



さて、話は戻り井上陽水ですが、昨日NHKの番組でライブを放送していました。
40年前にデビューして、今なお現役でこれ程ファンを魅了するアーティストが他に誰かいたか思い当たりません。
桑田、ユーミンさえも彼以降の世代です。
遅い時間から始まったTVプログラムでしたが、70年代当時と変わらぬ歌とサウンドで、とてもいい気分にさせてもらいました。

弊社の商品も陽水のように末長く愛されたいものです。

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