2013年9月29日日曜日

DAMI(ダーミ) 3397の特徴


これまでもご案内しております通り、DAMI 3397はワニ革とムートンとのコンビのスニーカーです。
ワニ革と毛皮のある羊がスニーカーに使われていると言うだけで、他にはあまりない特徴の一つです。
加えて、毛皮の方が靴の内側に来ていますので、フワフワで柔らかく、足あたりが良くなっています。



通常、革靴の場合、表の革とは別に、ライニングと呼ばれる内側に革や他の素材が貼り合わされています。
弊社のワニ革スニーカーではほとんどの場合、ライニングにはカーフ(牛革)が使われています。
しかし、このDAMI 3397のワニ革以外のムートン部は、表のスムースと毛皮が一枚使いになっており、表も裏もムートンで、その特徴ある素材感が有効に使われています。
毛皮がなくても、表のワニ革とムートンの組合わせは外観的に悪くない出来栄えになっていると思います。

DAMI 3397に限らず、弊社のヴィンテージ系のワニ革スニーカーは、染色前のワニ革クラストを裁断し、アッパーを組立てた後に染色となります。
ですから、染色は全面1色で行われます。
しかし、今回は表のスムース部分と裏側の毛皮ではそれぞれの素材によって吸収が違う分、色目が異なり、良い味を出しているところです。



使われているワニ革は、もちろん最高級と言われるヘンロン社製のワニ革です。

1足のスニーカーで語れるところがいくつかあります。
次の飲み会の席などで、足元に気付いた彼女に、話を広げる際にはお役に立つのではないでしょうか。

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