2010年2月26日金曜日

3035 イタリアントリコロール



ご覧のスニーカーはFENNIX no. 3035の新色、イタリアントリコロールです。

ワニ革とエナメルを組合わせたスニーカー3035は、ブラックとホワイトの2色と共にイタリアントリコロールを3月にレリースします。
尚、これまでご案内してきたブルーとレッドも引続き販売していきますので、このモデルは全部で5色となります。

3035イタリアントリコロールはイタリア国旗の3色を使ったスニーカーですが、FENNIX no. 3114という弊社の別モデルでも同じ配色で販売しています。
当初は、こんなに派手な色使いのスニーカーを本当にお客様にご購入いただけるのだろうか心配していましたが、3114のトリコロールは昨年秋あたりから予想外に販売数が上がってきました。
さて、こちら3035のトリコロールも皆様にご評価いただきたいと、祈る気持ちでレリース日を待ちわびています。

この3035のイタリアントリコロールは、出荷時には白い靴ヒモを取り付けていますが、お好みに合わせ交換できるように赤と緑のヒモもお付けします。
このスニーカーの靴ヒモの色を検討する際に、白、赤、緑と付け替えるたびに靴としての表情が変わるのが分かりました。
それぞれにこちらの方が良いという異なる意見が出たために、お客様にはそれぞれをお楽しみいただけるように準備しました。

2010年2月20日土曜日

小僧にゃ履けないスニーカー

FENNIX no. 3114 Black

FENNIX no. 3035 Black

上段2足のスニーカーは弊社のFENNIX 3114ブラックとFENNIX 3035ブラックです。
イタリア製の黒いスニーカーは他にもありますが、弊社のスニーカーは必ずどこかにワニ革を使うということで明確な独自性を持ち、カジュアルシューズとしては高級素材を使用する分、価格は少し高めと言われます。

FENNIX 3114ブラックは、昨年初夏にレリースした4色の内の一つです。
このモデルは、甲部中央から流れるカーブに沿ってハネ部上方までワニ革を縦に大きく配置し、その両サイドを柔らかなナッパ(羊革)ではさんでいます。
ワニ革の持つ野性的なイメージのハード面とナッパのソフト面を絶妙に融合させたスニーカーで、特にこのモデルのブラックは全体が真っ黒なモノトーンの中に異なる素材で静と動を表現しています。

一方、FENNIX 3035ブラックは、これまで販売してきたブルーとレッドに今期から加えた新色の一つです。
FENNIX 3035は、甲部の先と腰部の帯にワニ革を置き、その他の部分にエナメルを使っています。
側部から後部全体を包むエナメルの艶が、部分的に潜むワニ革を引立てます。

さて、3114ブラックと3035ブラックはどちらも大人向けのスニーカーです。
余暇のカジュアル仕様にはもちろんですが、ゴルフなど仕事関係の方々と私服でお集まりの場や休日出勤など勤務先でスーツを着なくてもよい日には特にお役立ていただけるのではないかと思います。
私の周りでは、飲み会の席などで近くに座った女性がFENNIXに気付いてくれたりすると、その場はしばらくスニーカーの話題でもちきりになったりします。
一見分からずとも、気付くと実はとてもユニークなお洒落を潜めておける、大人にしかできないカジュアルファッションです。

2010年2月10日水曜日

デニムにタイ


今日、一人で街を歩いていると前方からデニムパンツをはいてタイを締めた男性が歩いて来るのが目に入りました。
デニムにタイが特に珍しいスタイルという訳ではありませんが、なぜかとても嬉しくなりました。

カジュアルクロコを実践しようと心掛ける私は、外出の際は常にFENNIXを履きます。
ワニ革を使っているとは言えFENNIXはスニーカーですから、カジュアルに合わせることになり、結果として、パンツはデニム系が多くなってしまいます。
しかし、お客様先へお伺いする事やビジネスミーティングに参加する場合も多々あり、たとえカジュアルとは言え着崩し過ぎないように心がけています。
特に冬はたとえデニムを履いても、シャツにタイを締め、できる限りジャケットを羽織るようにしています。
そんな私でも、FENNIXの販売にかかわる以前は企業に勤める会社員として毎日必ず濃いめのスーツと黒の革靴で当たり前のように出勤していました。
多くの人たちにとってそれが普通であると感じる慣習から離れ、少し時が過ぎ、スーツがタンスの肥やしになってしまうと、以前とは違ったグループに属してしまったかのように感じる時もあり、デニムにタイを締めた人を見かけると、仲間を見つけたようでホッとします。
スーツほどかしこまらず、少しだけ着崩したお洒落を許された立場同士に共感するからでしょうか。

さて、ビジネスカジュアルで出かける場合、軽く着崩すことがポイントですが、崩し過ぎると見栄えしなくなってしまいます。
ただ崩したわけではないという歯止めをかけるには、どこかにこだわりの1点の存在が重要になります。
ラフだけど、この人の「ここは素敵だ」、「これはカッコいい」といった歯止めアイテムです。
例えば、気付くと実は最新タイプのメガネ、袖口から見え隠れする高価そうな腕時計、グラスにあたって音を立てたブランド物の指輪。
あり過ぎると嫌味ですが、崩した中に1点あるとその落差が男のお洒落を引立てます。
FENNIXもそんな存在感を持つアイテムとしてお役立ていただきたいと思っています。

2010年2月5日金曜日

STEFANIA PELLICCI


画像の商品はSTEFANIA PELLICCI (ステファニア・ペリーチ)という、スワロフスキーを使ったイタリア製の手作りサンダルです。
2月1日から3日間ウェスティンホテル東京で行われた「46th Shoes from Italy」で初めてご紹介させていただきました。
アーリープロジェクツがご案内する珍しくワニ革を使わない商品です。

小規模のサンダル専業一家で生産されており、細かいデコレーションなどの飾り付けからソールまですべて手作りです。
大量生産が出来ないため、MICAMなどの大きな展示会には出展していません。
イタリア以外では、今回日本が初めてお披露目の場となりました。

スワロフスキーに関しては、靴と靴箱にスワロフスキー社からの証明番号が付いています。
夏のバカンスによく似合う希少価値の高いアイテムといったところでしょうか。