2010年4月29日木曜日

赤いドライビングシューズ



現在、弊社で販売中のドライビングシューズFENNIX no. 3084は、甲部に白いワニ革を使い、サイドにネイビーまたはモカ(ライトブラウン)のカーフ(牛革)とのコンビになっています。
甲部だけがワニ革で、しかも白というところがこの靴の特徴です。







Ally Projectsが作るワニ革シューズですから、もちろん斑模様は左右の靴で対称になっています。
高級素材を使った靴にもかかわらず、薄い重量感との対比が何とも言えません。





今年はドライビングシューズやデッキシューズが流行りで、ようやく暖かくなり始めたこの時期以降、ファッションに組み込む方が増えてくるのだろうと思います。
また、今季はどういう訳か赤いスニーカーが注目の様で、ブログで赤いスニーカーの記事を書くとその日のセッション数が格段に上がります。
 


現在、弊社で準備しているドライビングシューズはネイビーとモカの2色ですが、今年に限ってはご覧の様な赤いドライビングシューズを準備すれば、より注目を浴びたのではなかったかと残念に思っています。

2010年4月27日火曜日

奇をてらってショルダーバッグ



スーツを着たビジネスマンは書類関係を所持する必要性から、ブリーフケースを持つことが多いと思います。
しかし、カジュアルの装いでオフィスに出て来た際など、スーツの時と同じいつものブリーフケースだと全体のバランスが悪くなったりします。
そんな時、「まさかこの人が?」と思わせる様に奇をてらって、ショルダーバッグで出勤してみるのもお洒落ではないでしょうか。
「いい年こいてショルダーかよ。」とは言わせないために、一つひねって高級素材を使ったショルダーバッグはアリだと思います。



画像のショルダーバッグはカブセ部分にライトブラウン(弊社での呼び名はゴールド)のワニ革を使いました。
この大きさのワニ革を使用すると通常は値段が張ってしまいます。
しかし、よく見てください。
ワニのテール部を使い、3枚の革を継いでいるのがお分かりでしょうか。
こうすると価格は少し抑えられます。



カブセの下はグリーンのナイロンキャンパス地。



裏材は薄茶のスゥエード。



ジャケットにデニムパンツ。
その肩からちょっと人目を引くショルダーバッグ。
合わせる靴は同じ色合いのスニーカーFENNIX no. 3114モカ&クリームで如何でしょうか。

2010年4月24日土曜日

ワニを象ったヒモ飾りも主張



4月24日発売のLEON 6月号(LEON 6 2010 No. 104)の「派手スニーカーでカラーボリュームをUP」の中で、FENNIX 3035 ブルーが紹介されました。

2010年4月21日水曜日

ドライビングしないドライビングシューズ

アーリープロジェクツには、カジュアルラインのFENNIXとフォーマルラインのDAMIのそれぞれにドライビングシューズがあります。

FENNIX no. 3084



FENNIXのドライビングシューズはイボイボのゴム底タイプです。


DAMI no. 3042



DAMIの方は、靴底から踵の上まで全体を合成ゴムで覆っています。
この靴は、アッパー全体がワニ革のため、製造過程で吊りこまれるワニ革が靴底の内側中心近くまで伸びており、見えないところにまで大きくワニ革を必要とする贅沢な靴の一つです。
 
ドライビングシューズは比較的歴史の浅い靴で、その定義は「靴底と踵をゴム系素材で強化し、運転中にアクセルやブレーキを踏む足が安定するように考案された靴」と言われています。
しかし、その愛用家が純粋にドライビングのためだけにドライビングシューズを購入されるかと言えば必ずしもそうではなく、ドライビングシューズを履いて電車に乗る方もいらっしゃいます。
つまり、ドライビングのための靴が必要なのではなく、固有のファッションに合う靴がたまたまドライビングシューズだったり、またはその逆だったりする訳です。
ドライビングのためであれば、ご自身がドライビング用に使用している靴があり、それが有効に機能していれば、それがその人にとってドライビングシューズになるのではないかと思います。
弊社のスニーカーFENNIX 3114イタリアントリコロールのワニ革の赤がご自分のフェラーリの赤と同じということでご購入いただき、ドライビングの際に履かれるお客様がいらっしゃいます。
結果として、その靴がその方にとってはドライビングシューズになったということだと思います。
比較的に男の方がこだわりを持ち、ドライビングのため、更にはご自身の車のために特別にシューズを準備したりしますが、逆の究極を言えば女性はヒールでも運転をします。
 




さて、このDAMIのドライビングシューズですが、革靴の堅苦しさが取り払われ、外観からも履き易さが伝わると思います。

ワニ革にゴム底を使うのは勿体ない、と言われる方もいらっしゃいます。
しかし、ワニ革が好きで、革靴よりも快適さを求め、スニーカーではないとした場合、こういったドライビングシューズは選択の一つになると思います。

2010年4月19日月曜日

馬蹄形の総ワニ革バッグ



上段のような馬蹄形の総ワニ革バッグをお作りしました。





今回のお客様には、バッグと共に同じワニ革で作ったダブルファスナーの長財布と小銭入れの3点セットでお届けしました。



このバッグは弊社でも初めての形状で、お客様のご要望に基づきデザイン画を描いた後、仮材で作ったモデルを元に何度も職人と打合せを行い、細部にわたるまで品質にこだわりました。





結果として、これまで弊社でお作りしたバッグの中でも1位2位を争うほど高いレベルのものに仕上がりました。
バッグ作りでは長年の経験を持つ職人さえ、芸術品ができたと自負する程でした。


ワニ革の色はピーナッツと呼ばれる高級素材を引立てるお洒落な色です。
今回も適切なワニ革クラストの選択から始め、このバッグ用に染色しました。



裏革はスペインラムを使いました。
この素材は通常ジャケットなどに使われる品質のもので、本来は裏材には使用されない革です。


たぶん弊社がお作りする中では、今年一番のバッグになったのではないかと思います。
そして間違いなく世界に一つしかない、このお客様だけのオリジナルです。

2010年4月16日金曜日

イタリア系お洒落でオヤジを変えよう



弊社アーリープロジェクツは、主婦と生活社のメンズファッション誌LEONに大変お世話になっています。
FENNIXの広告を掲載いただいており、記事としても何度かお取り上げいただいています。

このLEONですが、もちろん日本の雑誌ですので、内容は日本語で紹介されていますが、モデルはほぼイタリア人で、日本人を匂わせる画像はほとんど出てきません。
こういった日本の雑誌が海外でどの様な評価を受けるのだろうと、以前から個人的に大変興味を持っていました。
昨年からLEONに弊社の広告が出るたびに、その号をイタリアAlly Projects本社のマネージメントに送ってきました。
Ally Projectsは靴のメーカーですが、イタリアの名だたるブランドにワニ革原皮を卸す立場でもありますので、ファッション業界に高級素材を活かすお手伝いを少しだけさせていただいています。
先日、そんな彼らにLEONの感想を聞いてみたところ、イタリア的な表現もあるとは思いますが、この雑誌はとても素晴らしいと大絶賛なのです。
カッコいいモデルとお洒落なアイテムでオヤジ世代のあり方を紹介した分かりやすい雑誌は、他に多くは見当たらないのかも知れません。

さて、イタリア人からも高い評価を受けるLEONを参考に、日本人ももう少しお洒落のセンスを磨こうではないかと思うのです。
もちろん中には素晴らしい方々も多くいらっしゃいますが、相対的に日本国民は個性が薄く、誰かがそうだと言えば、それに無条件に従う主体性のないファッションが中心です。
日本という国は、昭和の高度成長期からその発展のために誰もが長時間、一生懸命働いてきました。
オリンピックや万博を経て、時代と共に生活レベルが向上しても、それまで培われ引き継がれてきた仕事に対する習慣は簡単には変わるものではありません。
朝早くから、夜は遅くまで、週末さえ仕事に従事することが当たり前のように生きてきたため、お洒落をしている暇もなく、センスが養われる機会も少なかったのではないでしょうか。
(あくまでも一般的な比較論として)
そしてその見返りに、安定した給与と年功序列の出世と終身雇用、当たり前の様に手厚い社会保障を受けてきました。
(現行の経済状況がそれを壊しつつありますが)
こうした背景から、この国自体がサラリーマン養成国家のようなもので、実は名目だけの資本主義の下に隠れた社会主義国だったのかもしれません。
上には逆らわず、波風立てず、常に周りと同じを良しとし、濃いめのスーツに黒の革靴、地味系のネクタイ。
LEONの中のイタリア人がカッコ良く見えるのも当然だったのではないでしょうか。

しかし、世の中も変わり、バブル期さえ経験のない平成生まれが社会に出て来る時代になりました。
昭和生まれのオヤジも、たとえ仕事に追われるスケジュールの中にあっても、右にならえの過去の習慣から勇気を持って脱皮し、個性あるファッションに目覚めようではないですか。

2010年4月14日水曜日

FENNIXのこだわり


FENNIX no. 2979 red

ワニ革スニーカーFEENIXの特徴の一つとして、ご覧のように1ペアで使われるワニ革の斑は必ず左右対称になっています。
Ally Projects社は1足のスニーカーを作るにあたり、2体のワニ革のそれぞれの同部位から裁断しているからです。
型押しとは違い、野生のワニの革ですから、1mmと違わない完全な同じ斑模様ではありませんが、右と左の斑のパターンは常に同じです。

もし異なる部位で右の靴と左の靴が供給されていれば、それは不具合として弊社は商品をお取り換えします。
イタリアでは一流ブランドにワニ革を供給する立場でもあるAlly Projects社のこだわりです。
 
FENNIX no. 3114 moka & cream

FENNIX no. 3114 brick

FENNIX no. 2979 white/navy

2010年4月8日木曜日

FENNIXのデッキシューズ



ご覧のデッキシューズは、FENNIX no. 3036です。



甲部にワニ革を使い、側部から後部全体にかけてエナメルを使っています。
イタリアらしいお洒落な色使いは、桜の花見が終わったこれからの季節によく合いそうです。

2010年4月7日水曜日

キプロスグリーンのワニ革ブリーフケース



このバッグは弊社で作製した総ワニ革のブリーフケースです。
ワニ革はもちろん最高品質のヘンロン製です。
そのワニ革を二匹使い、表裏両面とも同じ斑模様で、ワニ革を最も贅沢に表現するセンターカットになっています。
バッグの中心にワニ革のセンターを取り、両サイドに向け左右の斑がシンメトリーにやがて細かくなるところまで使われています。
サイズは、縦×横、30×40というビジネス仕様には十分な大きさです。

こだわりはこの持ち手部分です。
ガッチリとした持ち手ながら、違和感なくつかめるようにサイドから内側にかけて最適な曲線で仕上げました。
外観を重視したため、外にサイドポケットはありませんが、内側には多様な形状のものを収められる複数のポケットを持っています。




このブリーフケースの作製にあたって、形状とサイズに見合うワニ革クラストの選択から始め、キプロスグリーンで染色しました。
この世界に一つしかないブリーフケースは、現在、主を探しています。

2010年4月3日土曜日

FENNIXの中敷き


画像はFENNIX no. 3114 モカ&クリームとその中敷きです。
基本的にすべてのFENNIXの中敷きは、カップインソールを使用しています。
このカップインソールに付いては、弊社のカタログ上で次のようなご説明をしています。
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3) 中敷(カップインソール)/ラテックス+カーフ(牛革)
インソールは立体的なフットベッドにこだわり、足に沿うように素材の弾力性を生かしたラテックス材をベースに、カーフを張り合わせたカップインソールに仕上げました。
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さて、FENNIX no. 3114のカップインソールはご覧のように踵部の裏側にジェル層を持っています。
歩行中、踵が着地する際のクッション性は高く、体に優しいスニーカーになっています。



更に、この3114というモデルは、履きやすさにこだわりました。
企画段階から木型を標準的な日本人の足に合わせましたので、イタリア製のカジュアルシューズの中でも履き心地は快適です。


2010年4月1日木曜日

Snap LEON vol. 3


3月31日に発売されたLEON 5月号臨時増刊 (Snap LEON vol. 3) にFENNIXの広告が掲載されました。(Page 178)


今回は、アーリープロジェクツジャパンのお問合せ先にTwitter(ツイッター)アカウントを加えました。 http://twitter.com/allyprojects
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Snap LEONの広告にTwitterアカウントを載せたことで、フォローいただく方の数が増えることを期待しています。