2011年6月24日金曜日

ダーミ ヴィンテージのリアルクロコスニーカー



6月24日発売のMEN'S CLUB 8月号で、弊社のワニ革スニーカー DAMI 2979 Vintageが紹介されました。(42ページ)
上から、ブラック、新色のオレンジ、ミッドブラウン、ホワイトの順に並んでいます。

スニーカーの特徴については、ヒモの結び方、足アタリ、ソールにまで、細かく説明いただいています。

通常弊社では、ブランド名を英語表記にしています。
今回の記事では、右中央部にカタカナで「ダーミ ヴィンテージのリアルクロコスニーカー」とご案内いただいていますが、見慣れないせいか、ちょっと不思議な雰囲気です。

実はこの撮影時までに、オレンジ色のスニーカーが間に合いませんでした。
通常、このスニーカーは染色前にまずアッパーを作り上げ、中敷きと一緒にドラムへ放り込み、まとめて染色し、ヴィンテージの風合いを出します。
ですから、本来は表のワニ革、内革のカーフ、中敷きとすべて同色に染色されます。
しかし、撮影にあたりオレンジは初期段階に作ったサンプルを使用したために、スニーカー内部の陰からのぞく中敷きが、オレンジ色に染まっていないのが分かります。
 


この撮影に私も立ち会わせていただきました。
外人モデルさんにミッドブラウンを履いていただきましたが、撮影後、履き心地が良かったとコメントをいただきました。
 

2011年6月23日木曜日

DAMI 2979 Vintage オレンジ



昨日、ワニ革ヴィンテージスニーカーDAMI 2979の追加分がようやくイタリアより入荷されてきました。
ご注文いただいていたお客様には、お待たせしてしまい、大変申し訳ありませんでした。

これまでのホワイト、ブラック、ブラウンに、今回から画像のようなオレンジ色を加えました。
他の色に比べ、ちょっと遊び心を刺激してくれる色ではないでしょうか。
 


さて、このヴィンテージスニーカーの製作は通常とは異なり、染色前のワニ革とカーフの裏革の裁断/縫製を完了し、靴の中敷き革と一緒に染色ドラムに入れ、染色加工を施します。
ですから、表革、裏革および中敷きもすべて同じ色に染色されています。
染色後、更に洗浄/乾燥工程を経るため、革がとても柔らかくなり、履きやすくなっています。

履き口が柔らかいので足入れが良く、シュリンクした中敷きの革をカップインソールに貼り合わせているために、クッション性が良くなっています。
 



中敷きには、このスニーカーのブランド「DAMI」のロゴマークとその下には「FATTO A MANO IN ITALIA」とスタンプされています。
これは、「イタリアのハンドメイド」という意味です。
 


 尚、このオレンジ色に関しましては、初回入荷に付き、数に限りがあります。
ご興味いただいたお客様には、お早めにお問合せいただきたく、お願い申し上げます。

2011年6月20日月曜日

FENNIXのキーホルダー



こちらは、FENNIXのキーホルダーです。
ワニ革の上に、FENNIXの「F」の字とワニを象ったメタルが載っています。
ワニ革は小さなピースですが、もちろんヘンロン社製です。
 


数年前にリリースしたアメリカ向けFENNIXのベロ部に使われたオーナメントと同じものを、キーホルダーとして採用しています。



このキーホルダーは特別なイベントなどでノベルティーとして使われており、一般販売はしていません。
メタルのワニは、FENNIXのベルトの小さい方のバックルのワニと同じ形です。
(ベルトに付いては、弊社6月18日ブログ記事を参照ください。)

2011年6月18日土曜日

FENNIXベルトのバックル


これまでにも何度かご案内していますが、弊社ではFENNIX 3114の4色それぞれに合わせたベルトを準備しています。



例えばブラックであれば、ワニ革/ナッパ/エナメルといったスニーカーの素材そのままでベルトは作られています。




バックルは、ワニを象った大と小の2サイズそれぞれにゴールドとシルバーの2色、合計4種類用意し、4色それぞれのベルトにバックルを次の様に組合わせています。

1) モカ&クリーム → 大/ゴールド

2) トリコロール → 大/シルバー

3) ブリック → 小/ゴールド

4) ブラック → 小/シルバー

自社の商品ですから、私はFENNIXを履く際は、できるだけスニーカーにこのベルトを合わせるようにしています。
しかし、このワニを象ったバックルのインパクトが強く、ジャケットにタイを締めた際などは、チョット主張し過ぎるかなと感じる時もありました。
逆に、夏に上着を着用せず、パンツから裾を出したシャツ一枚の時など、「おヘソの下あたりから、時々ちょっとだけのぞくワニ君がお洒落でしょ。」などと会話中のウケ狙いの隠しアイテムに使ったりしました。



さて、今月入荷したFENNIXのベルトには上段の画像のようなプレーンのバックルを用意してみました。
ワニの部分が外れ、スッキリしたベルトになりました。
この新しいバックルは、一部の販売店で先行的に出荷されたばかりですので、まだあまりお客様のお声をお聞きできていません。

ある販売店では印象が薄くなったと不評でした。
また、他の販売店ではご購入いただくお客様層が広がると好評でした。

このバックルの件に関しましては、しばらくしてまた状況を報告させていただきたいと思っています。

2011年6月16日木曜日

FENNIX 3114 総ワニ革 ホワイト



5月28日のブログ記事で、FENNIX 3114 の木型で作製した総ワニ革のブラックをご案内しましたが、まったく同型でホワイトが上がってきました。



今回のホワイトと先月のブラック、どちらのお客様もこのワイン色の総ワニ革タイプをご覧いただき、お好みの色で欲しいというご要望にお応えしたものです。



この木型でアッパー全体を白の総ワニ革でお作りしたのは、国内では今回が3足目です。

これまでの3足それぞれに多少カスタマイズされた違いがあるものの、ヘンロンの白いワニ革で作られたスニーカーは、どの3足も他にはないある種の特別な雰囲気を感じました。
今回の白い革は、Ally Projectsが社内でDKと呼び、ドレス靴にも使う最高級品を使用しました。
 

2011年6月5日日曜日

プレゼントとしてのワニ革スニーカー

この数日、弊社では39や40といった小さいサイズのスニーカーがよく売れました。

よく考えてみると、6月の第3日曜日が父の日ということで、プレゼントのためのご購入が多かったのではないでしょうか。

弊社のスニーカーはヴィヴィッドな色のワニ革を使うので、贈り物としてサプライズをより効果的に演出するという点で、よくプレゼントにお選びいただいています。
父の日ということでも、その例に当てはまるでしょう。

靴を贈り物にする場合、難点としては、お送りする相手の足のサイズを把握しなければならないということがあります。
しかし、お父さんであれば、サイズ確認はし易く、この難点は結構簡単にクリアーできそうです。

弊社のスニーカーは安くはないので、お父さんへ贈る方は小さな子どもというよりは、少し大人になって金銭的に余裕のできた方の方が多いと思います。
そうなると、このプレゼントを受取るお父さんの年齢も高めということになります。
最近の若い方に比べ、年齢の高いお父さん世代の方が足のサイズは小さめという相対論に準ずるなら、ここ数日間の小さいサイズのご購入が多かったのは頷けるところです。

今年は弊社では父の日向けの企画を設けませんでしたが、来年は小さめのサイズを少し多めに準備し、お父さんへのプレゼントとしてご購入いただく方に特典を準備しようかと思います。
 


ちなみに、ここ数日で一番売れたモデルが、このFENNIX 3114のブラックでした。