2012年3月31日土曜日

ワニ革スニーカー DAMI 2979の展示の様子



こちらは、松坂屋 名古屋店 本館6階 紳士靴売場(052-264-2616)でのワニ革スニーカーの展示の様子です。

上から、DAMI 2979 ホワイト、ブラウン、ブラック。
一番下は、FENNIX 3114 イタリアントリコロールです。

2012年3月30日金曜日

月型のスリングバッグ その2



以前ご案内した黒いマットの月型スリングバッグが売れてしまったので、もう一本作製しました。

http://allyprojects.blogspot.jp/2012/01/blog-post_31.html



形状は前回と同じものですが、ワニ革の異なる部位で作ると、斑の並びの違いからか、一見別物の様に見えてしまいます。



尚、ワニ革は前回同様にスモールクロコを使っています。

2012年3月25日日曜日

とっておきのDAMI no. 2846 ブラウン



このドレスタイプのワニ革靴は、DAMI no. 2846です。
色はブラウンですが、焦げ茶色といった方が良いかも知れません。
20種類ほどあるDAMIブランドのドレスの中で、私は個人的にこのno. 2846が一番のお気に入りです。

先日、あるお取引き先からno. 2846のご注文をいただき、イタリアの在庫から一足取り寄せることになりました。
せっかくイタリアから送ってくるのなら、一番標準的でお客様にご購入いただきやすいサイズをもう一足追加で入荷しておこうと、サイズ7½を一緒に送ってもらいました。



ワニ革のドレス靴では、黒が最も標準的だと思います。
これまで私どもが販売させていただいたワニ革靴の中でも、ドレスでは黒が一番多かったと思います。
しかし、内羽根の甲部がプレーンでラウンドトゥーの革靴を、色が濃いめのスーツではなく、少しお洒落にカジュアルで生かそうとすると、この焦げ茶が何とも言えない味を出すと思うのです。


基本的にDAMIのドレス靴は、イタリアAlly Projects社が保有する最高級のワニ革「DK」を片足に一匹使用します。
ですから、一足作製するにあたり、二匹のワニ革が必要とされます。



このクロコの斑の並び方をご覧ください。
天然の生き物から取れた素材ですから、個々にまったく同じ模様というものはありません。
しかもこの斑は、角や丸またそのサイズの大小といったように、裁断される場所により、特有のパターンを持っています。



その中でほぼ同サイズ、同品質の二匹のワニ革から一足の靴を作りますので、右足と左足のどの部分においても、ほぼ完ぺきに近いシンメトリーが完成されています。
この靴の販売にかかわるものとして、この魅力をぜひ多くの方々にご案内していきたいと思っています。



しかしそうは言いながら、サイズ7½は実は私自身のサイズでもあります。
もしご購入希望のお客様がいらっしゃらなければ、職務特権を利用し、この靴は自分で履いてしまおうかと、心ひそかに狙っております。
少しくたびれたデニムパンツに合わせたりすると、きっと良いのではないかと思っています。

2012年3月18日日曜日

ワニ革ドライビングシューズの展示ディスプレイ



こちらは、渋谷西武B館6階のメンズクラブエクスクルーシブストア(03-3780-2518)でのワニ革ドライビングシューズ FENNIX 3084の展示の様子です。



透明人間?

2012年3月14日水曜日

通年ノーネクタイ族3割

昨日の日経新聞に、「通年のノーネクタイ族」3割という記事が出ていました。
クールビズ期間だけでなく、年間を通してネクタイを締めないビジネスマンが3割を占め、オフィスのカジュアル化が広がっているそうです。

これは我々にとって嬉しいニュースでした。
オフィスのカジュアル化が進めば、職場にスニーカーを履いて出勤するビジネスマンが増える可能性が膨らむからです。
若い社員がスポーツ系の布やプラスチック系のスニーカーを履いて来るとすれば、立場の高い上司は同じものを避け、ランクの高い革製品のものを選ぶことは十分に考えられます。
そして、革製のスニーカーを選ぶ人達の中でも、更に差別化をはかり、エキゾ系素材を使ったものをお選びいただく可能性も出て来ると思うのです。



お堅い企業のビジネスマンでも、革靴だけではなく、多彩な色のスニーカーを履いて会議室に入って来て打合せを始める、そんな光景を想像します。
皆が同じ様な黒系のスーツや靴ばかりでいるよりは、少し職場が明るくなり、余裕が持てるようになるのではないかと思います。

ポイントとしては、職場にカジュアルを取り入れ、日本のビジネスマンもイタリア人の様にお洒落を楽しみましょうと言うことです。
タイやスーツを着用しなくなったからと言って、休みの日にちょっと近所へ出て行くような格好を推奨している訳ではありません。

2012年3月11日日曜日

甲部がワニ革のスニーカー



弊社のワニ革スニーカーは、ほぼすべてにこの様に甲部先端にワニ革を使っています。
アッパーがすべてワニ革のものは当然のことながら、ワニ革と他の素材とのコンビのスニーカーでも、この甲部にはワニ革が来るようにデザインされています。



ここはスニーカーとしては一番主張するところで、長めのパンツを履いても、甲部先端は表に顔が出てくる重要な部分です。
弊社のワニ革スニーカーの特徴として、この甲部に右足と左足の斑が必ず左右対称になる様に裁断されたワニ革が使われます。
一番目立つ甲部を左右揃えると、角や丸の大小異なるサイズから成る斑模様にありながら、きちんと整列されたシンメトリーが製造者のこだわりです。



さて、自社の商品であることもあり、私はこの何年間は、公私とも常にワニ革スニーカーを履いて過ごしています。
そして、用途に分けていくつかのスタイルや色を履き替えています。
通勤時に履くものや、雨の日でも「まっいいか」と思うような履き始めて少し時間が経ったもの。
仕事でお取引先などに履いて行く最新スタイル。
ちょっと街に出かける時に履く一番のお気に入り。
もちろんそういった中でも、その日のファッションに一番合ったものを選択するというのは、大前提です。

そんな私が、先日お客様先からオフィスへ帰ってくる際、電車に乗り込んだその先に、カジュアルに決め込んだ30歳代の男性がお一人で立っているのをお見掛けした時のこと。
その方はお洒落に気遣ったファッションをされていて、靴はイタリア有名ブランドの白を基調に赤やグリーンのラインが入ったスニーカーを履いていました。
全体的にはとてもカッコ良かったのです。



しかし、常にワニ革スニーカーを履き、その甲部にワニ革を見慣れてしまった私が、甲部先端部分の丸く平たいプレーンのままのスニーカーを見ると、どうにも間の抜けた感じに見えてしまったのです。



ワニ革スニーカーを履かない方にとっては、見慣れない部分にあるエキゾチックレザーを異様に感じるかも知れません。
しかし、見慣れてしまった後には、その部分にワニの斑がないと、とてもさみしく感じてしまうのです。



私にとって、ワニ革スニーカーは一種の麻薬のような習慣性の高いコレクションになってしまったようです。

2012年3月8日木曜日

白いマットクロコのドライビング



ようやくこう言った靴が似合う季節の到来です。



こちらは、白いマットのワニ革を甲部に、ネイビーブルーまたはモカ色のカーフを胴部に持ったドライビングシューズ FENNIX 3084です。



ご興味をお持ちいただいた方がいらっしゃいましたら、ぜひアーリープロジェクツジャパン(03-3462-2345)までお問合せください。


2012年3月6日火曜日

ネイビーのワニ革スニーカー



こちらは、ワニ革ヴィンテージスニーカー DAMI(ダーミ) no. 2979のネイビーです。

イタリアならではの深みをおびたネイビーに染色され、高級素材がより引き立ちました。
カジュアルシューズで履きこなす大人のお洒落をぜひお楽しみ下さい。

3月7日(水)より、伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階紳士靴売場にて販売開始となります。

2012年3月3日土曜日

FENNIXとDAMI



私どもアーリープロジェクツは、イタリアのトスカーナ州に本社がある、ワニ革を使った靴のメーカーです。
アーリープロジェクツは、FENNIX(フェニックス)とDAMI(ダーミ)という二つのブランドを保有しています。




一つ目のブランド FENNIXは、基本的にはスニーカーをベースにしたカジュアルシューズです。
イタリア感覚で色彩バリエーションが豊富なこのフットウェアは、販売当初からアメリカでも人気となりました。






上段の画像は1990年代に販売されたFENNIXです。
初期のFENNIXはこの様にアッパーすべてがワニ革のものが多く作られていました。






2000年以降、FENNIXはワニ革に牛革や羊革などの他の素材と組み合わせたものが増えてきました。
例えば、日本でも人気となったFENNIX 3035は、この画像の様にワニ革と牛革エナメルを組合わせたスニーカーです。

他の素材と組み合わせることで、キツめだった靴の表情が少し柔らかくなりました。
また、一足に使われるワニ革の面積が小さくなったことで、販売価格が少し下がりました。
そうなると、結果としてお客様の層が広がり、相対的な販売数量が増えるということにつながりました。






二つ目のブランド DAMIは、これまでドレス靴が中心でした。
このDAMIという名称は、アーリープロジェクツ社創業家のファミリーネームから来ています。
現在DAMIは国内では限られた販売店のみでのお取扱いですが、アーリープロジェクツが保有するワニ革の中でも最高級のものを使い、一足一足丁寧にこだわりを持って作り上げられています。



さて、これまで私どもは、FENNIXをカジュアルブランド、DAMIをドレスブランドとご案内してきました。
しかし、一昨年からドレスブランドのDAMIからカジュアルシューズの販売が始まりました。
それがヴィンテージルックのワニ革スニーカー DAMI Vintageです。



これまで多彩な色使いのカジュアルシューズがFENNIXということであれば、DAMI Vintageはその製法から来る色調もあり、落着いた大人のスニーカーになっていると思います。

FENNIXは今後も継続して行きますが、これからはDAMIブランドの中にドレスタイプとカジュアルタイプの二つが共存することになります。

尚、FENNIX、DAMI、DAMI Vintageは、それぞれ個別のロゴを持っています。


FENNIX


DAMI


DAMI Vintage