黒いマット仕上げのスモールクロコで作った月型のスリングバッグが出来てきました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjDweXGhDY7UcobMr9G3b04T5Frxfrmp52Q9YOJkrNQsBkTTvSO7Ifrc-FvMGPY_uhuNVudKzZ1FTF_XjV5D6lDrnmr2z1ZdOhM5oi4N7EKgh4va1gpd9oSvHGSO_S4TABnOAAnd_NVnsaz/s320/KAP9018-20120116-%E3%83%AF%E3%83%8B%E9%9D%A9%E3%83%9C%E3%83%87.jpg)
以前、ボディーバッグとしてご案内した赤いタイプのものとデザインは同じです。
ボディーバッグ
http://allyprojects.blogspot.com/2011/11/blog-post_08.html
前回は赤いグレージング仕上げのワニ革で作り、ボンベ加工までしていましたので、少し革が硬めでした。
今回は柔らかいマットのワニ革ですので、出来上がったバッグの風合いも柔らかくなりました。
同じデザインのバッグにもかかわらず、別物のように感じる程、素材で印象が変わりました。
前回のものと同様、バッグとベルトの接合部を広くとり、サッと掴みやすいように持ち手が付いています。
内革は赤い牛革を使用しています。
バッグの裏側には、フランス製の黒いラムの革を使用しました。
この裏部に、薄いものを差し込めるようにポケットが付いていますが、ポケットの内革にも赤い革を使っています。
ですから、上から見ると内革の赤が一本のラインのように見えて、ちょっとお洒落なのです。
昨年年末に参加した展示会では、赤いスリングバッグを出展しました。
多くのお客様の目にとまり、そこからお話が始まると、他の商品のご案内に展開させていただいたりなどもして、アイキャッチとしては大変役に立ちました。
しかし、最終的に赤いスリングバッグをご購入になられるかというと、その派手な色目が逆にアダとなり、大半のお客様が二の足を踏まれるという状況でした。
今回は柔らかいマットの黒ですから、もし次の展示会に出展となると、このバッグは結構な引合いをいただけるのではないかと期待しています。
ひょっとすると、複数本準備しておいた方が良いのではないかと思う程、個人的には気に入っています。
赤いバッグの方は光沢があり、カチッと出来ている分、そのままを綺麗に使いたいと思わせます。
しかし、この黒いマットのスリングバッグは使って行く程、より良い味が出てくるような気がします。