突然ですが、私の足のサイズは25.5cmで、弊社のワニ革スニーカーでは普段サイズ41を履いています。
ご覧のスニーカーは、現在私が履いているFENNIX 3114トリコロールです。
赤いワニ革に、白の柔らかいナッパと組合せ、ライン部と靴ヒモに緑を使い、イタリア国旗と同じ色調にした、とても派手なスニーカーです。
私はこのスニーカーを履くとき、同じ素材で製作されたベルトも合わせて着用しています。
このFENNIX 3114は、イタリアAlly Projects社が日本市場向けに木型を開発したスニーカーです。
サイズ感としては、Ally Projects社が保有する他の木型に比べ、ほんの少しだけ大きめです。
手前味噌な話で恐縮ですが、私は初めてこのFENNIX 3114を履いた時、こんなに履きやすい靴があったかと、嘘偽りなくその履き心地の良さに驚いたものでした。
靴自体がとても軽く、返りがよく、中敷きの裏にジェル層を持つためにクッション性が高く、デザインのせいで見た目シャープなシェープですが、実は幅広で甲高な足に対応しています。
このトリコロールは、私にとって3足目のFENNIX 3114です。
販売する立場としても、FENNIX 3114はおすすめの商品です。
さて、少し前のブログでも書いたことですが、ビジネスにもカジュアルファッションの取込みを進めたい私は、スーツやジャケットにスニーカーを合わせるお洒落を率先して実行しています。
このFENNIX 3114トリコロールも何度かスーツに合わせて履きましたが、ここまで派手なスニーカーだと、時と場所によっては浮いた存在になりかねません。
周りの人に何気にクロコのスニーカーと気が付いてもらった時に、「えっ?」といった軽い驚きのギャップがよりお洒落な印象を増すということがあります。
そういう場面には、派手めのものよりも、ファッションに馴染みやすい黒がいいのではないかと思い、いつかはFENNIX 3114のブラックを履こうとずっと狙っていました。
初期デザインのFENNIX 3114の4色は、昨年で販売を終了しました。
今年からFENNIX 3114は新たなデザインで販売中です。
初期4色の生産が終了した時点で、在庫の中にブラックが残っていれば、自分用に購入しようと考えていました。
しかし、私のサイズ41や一つ上の42は売れ筋サイズで、FENNIX 3114も例外にもれず41は売り切れになっていました。
ブラックでは他にサイズ40が残っていましたので、試しにその40に足入れをしてみたのですが、履けなくもないという状況でした。
これまでの41に比べ多少の違和感はあるものの、靴の先に足の指が当たるわけでもなく、自分のサイズは40と41の中間だったのかと勝手に納得し、そのサイズ40を履くことにしました。
こちらが選択したFENNIX 3114のブラックです。
これも同素材のベルトと合わせました。
いろいろな場面で活用できるということで、ブラックは結構重宝しました。
しかし、サイズ40を長く履いていると、決して窮屈な訳でも痛い訳でもないのですが、サイズ41を履いた時の快適感が失われているのに気付きました。
やはり、履けるからというだけでは済まないその他の要因で、この木型のスニーカーの私のサイズは41なのだと改めて実感しました。
そしてひょっとすると、これまでの靴の選択の中でも、どこかで気付かぬうちに同じようなことが起こっていたかも知れないという可能性を認識しました。
選択したスニーカーがピッタリだったので、それが自分のサイズと思い込んでいた。
それより大きいサイズは試さなかったが、実は一つ上のサイズの方が本当は自分には合っていたなどというようなことが。
もう一つ上のサイズのスニーカーだと、より履き心地が良いということがあったかも知れないと。
スリッポンやヒモで締めないタイプの靴は、歩いている時に足が靴から抜けてしまわないように、ある程度の密着性が求められます。
しかし、ヒモで結ぶタイプのスニーカーを選ぶ時は、小さい方から合わしていくより、大きいサイズから試した方が良いのではないかと思った次第です。
ちなみに、弊社のスニーカーのセンチに対するサイズの目安は次の通りです。
39(24.0cm~24.5)、40(24.5~25.0)、41(25.0~25.5)、42(26.0~26.5)、43(26.5~27.0)
あくまでも目安です。