2012年8月23日木曜日

小僧には決してまねできない スニーカーでクロコ


LEON 10月号の「オヤジの究極はやっぱりクロコ」と題したクロコ特集内で、弊社のワニ革ヴィンテージミドルカット DAMI 3318 が紹介されました。(205ページ)
「小僧には決してまねできない・・・」と、超攻撃的なタイトルで始まっており、嫌われないかとちょっとだけ心配です。
昨日のブログ内でもご紹介の通り、色はダークブラウンとライトブラウンの2色で準備しています。
スーツにも合わせられる様にと、ダークブラウンの方はかなり濃い目に仕上げられています。

記事文中では「スポーティなハイカットスニーカー」と紹介されています。
校正のチェック依頼が来た際に、このハイカットの部分をミドルカットにと修正をお願いしました。
これが意図的に却下されたのかどうか、結果的にハイカットとなっています。
それ以外のところは大変好意的な内容の記事で、うれしく思っています。
レオン編集部様、いつもお世話になり、ありがとうございます。



2012年8月22日水曜日

ワニ革ヴィンテージスニーカーのミドルカット



こちらのスニーカーは、ワニ革ヴィンテージのミドルカット DAMI 3318です。
これまで、弊社のヴィンテージスニーカーはローカットのみでしたが、ようやくミドルカットのご用意ができました。



色は、ダークブラウンとライトブラウンの2色の展開です。


伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階紳士靴売場(03-3352-1111)にて、本日より販売開始となりました。

ローカットのワニ革ヴィンテージスニーカーと共に、ミドルカットの方もよろしくお願い申し上げます。

2012年8月18日土曜日

春夏向けワニ革スニーカー新スタイルのご案内


「2013年春夏向けワニ革スニーカー新スタイルのご案内」と題し、8月16、17日の二日間、恵比寿のウェスティンホテル東京で展示会を行いました。

ご来場いただきましたお客様、ありがとうございました。





2012年8月13日月曜日

ワイン色のダレスバッグ


ワイン色のワニ革を使ったダレスバッグが出来上がってきました。
これまで弊社で作製したバッグの中でも、群を抜いたド迫力の逸品です。



詳細に付きましては、後日改めてご案内いたします。

2012年8月12日日曜日

半月ショルダーバッグ



キプロスグリーンのワニ革で作った半月ショルダーバッグです。



上段画像の左側のバッグは2年程前に作った弊社デザイナーのもので、右側は今月お客様のご依頼でお作りしたものです。



弊社はワニ革を使ったバッグのオーダーメイド展示会を不定期に行っています。
展示会では、バッグをいくつか用意しますが、基本はオーダーメイドで、まずご来場いただいたお客様のご要望に応じ、デザイナーが目の前でデザイン画をお描きします。
後日、清書したデザイン画とお見積りをお届けします。
ご注文いただくと、仮縫いモデルを作製し、お客様リクエストの再確認と使い勝手に伴う微調整を行い、その後最終製品の作製に着手します。



展示会では、時々ご来場いただいたお客様が、デザイナーが持っているバッグと同じものが欲しいとおっしゃられる場合があります。
今回の半月ショルダーも展示会でデザイナーがさげていったバッグをお客様がご覧になり、同じものが欲しいとのことで、お作りしました。
通常は、前述の通りデザイン画と仮縫いモデルで2度お客様のご要望を確認させていただきます。
しかし、今回は現物そのままで良いというご要望でしたので、デザイン画も仮縫いモデルも必要なく、短納期をお納めすることができました。



結構迫力のあるショルダーバッグです。

2012年8月6日月曜日

ハイカット、ミドルカット



現在、弊社ではこの秋冬に向けて、ワニ革のミドルカットスニーカーを準備しています。
画像のミドルカットは、昨年秋に作製した弊社ヴィンテージスニーカーの試作品です。
実際に販売となる色調は今後のお楽しみということで、ここでのご案内は控えさせていただきます。
近々発売される雑誌でのご紹介記事や、Webサイトでお伝えしていきますので、ぜひご期待ください。

さて、上段でミドルカットとご案内しましたが、弊社ではこれまで主にローカットとハイカットを販売してきました。


こちらは、2008年に発表したハイカット FENNIX 2982です。
他のFENNIXと同様に、ワニ革と他素材とのコンビになっており、甲部にアリゲータ、胴部と履き口の深い部分にナッパを使っています。



当時の発表は、ブラック&ホワイトのコンビ、モノトーンのブラック、モカ&クリームの3色でした。



国内では、日本オフィスが立ち上がったばかりで、販売数量がまだあまり期待できない時期でしたので、この内モカ&クリームだけの限定販売となりました。

このFENNIX 2982以外は弊社のスニーカーはこれまでローカットが主体でした。
この秋からミドルカットの販売を開始します。
しかし、何をもってハイカットと呼び、何をミドルカットと呼ぶか、定義が明確ではありません。
弊社では、これまで販売したハイカットとローカットの間の高さのスニーカーを、勝手にミドルカットと呼んでいます。



実際どれだけの違いがあるか確認のため、冒頭でご案内したミドルカットと、ハイカットのFENNIX 2982を並べてみました。
高さにして、4~5㎝程の違いがありました。
これだけ違うと、ファッションにも影響してくると思います。

以前読んだファッション誌の記事で、ハイカットをカッコ良く履くには、パンツの裾をスニーカーの中に入れるより、ロールアップして見せる方が良いという内容がありました。
しかし、ロールアップもレベルがあり、高めのハイカットにパンツを上の方までロールアップすると、似合う人とそれが似合わない人がでてくると思います。
そう言った意味では、弊社で準備するミドルカットは結構良い高さになっていると思います。

また、同じ記事の中に、ハイカットの履き方として、上から二つの穴には靴ヒモを通さず、ルーズに履きましょうという紹介もありました。
もちろんそう言った履き方もあると思います。
しかし、靴ヒモを通さずルーズにするのが常にカッコ良いかというと、少し疑問でした。
であれば、不要なところを削って、機能だけ残したミドルカットくらいがちょうど良いのかも知れません。

2012年8月1日水曜日

デイリーリッチ、カジュアルリッチ


私どもの推奨するコンセプトに「カジュアル・クロコ」があります。
クロコダイルやアリゲータなどワニ革で作られた靴やバッグを何気ない日常にさり気なく普段使いとして取り入れることで、贅沢な大人のお洒落を楽しみましょうというものです。

さて、先日読んだ文献の一節に、このカジュアル・クロコに近い内容がありましたので、ご案内したいと思います。

まず、戦後から高度成長期にかけて、日本人は日常は質素に、非日常は贅沢にという風潮があったという説明がありました。
普段の生活は切り詰めておいて、冠婚葬祭や何かの特別な行事の際に一張羅を着て出かけるといった感覚です。
しかしバブル前後から、消費のレベルが底上げされ、日常も充実させたい、普段こそ豊かに暮らしたいという意識レベルが広がってきたそうです。
そういった中、自分が普段使うものこそ贅沢に、というデイリーリッチという考え方が立ち上がってきたそうです。

また、この十数年で消費者の観察眼のレベルが高くなり、本当の価値を求めるようになってきました。
独自の趣味趣向を考えず、ただやみくもに高級ブランドというだけで高額品を購入される方も少なくなってきているように感じます。
更には、高級レストランやクラブでお金を使ってバカ騒ぎすることが見っともないという時代になってきました。
お酒や食事にしても、値段に惑わされ、ただ高価だから良いものと勘違いする人も、もういなくなるでしょう。

何か良いことがあった時のお祝いなどで、これからのお洒落な選択としては、普段着で行けるようなレストランが良いという人が増えているようです。
そこで贅沢にお気に入りのシャンパンを空けるなど、普段の空間で特別なものをじっくりと味わう。
こういった着飾らない日常に本物の価値を求めるスタイルを、カジュアルリッチと呼ぶそうです。

普段の自分に使うものや消費するものこそ贅沢に。
本物の価値を理解する感覚を持ち、それを普通に楽しむ。

これからのライフスタイルでしょうか。