2012年4月30日月曜日

FENNIX 3417



4月8日付けブログ記事で「2012年FENNIXの新作」としてご案内しましたFENNIX no. 3417が先週から販売開始となりました。
皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。

これまでもご案内の通り、弊社のカジュアルブランドFENNIXは、必ずどこかにワニ革を使います。
ワニ革という素材はエキゾレザーの中でも最も高級と言われ、その分そのコストも低くはありません。。
それ故、FENNIXはたとえ部分的な使用であったとしても、スニーカーという分類の中においては、高めの価格設定にならざるを得ませんでした。

その状況下でも、この数年で国内では少しづつFENNIXが市場で認知され始め、お客様が増えてきました。
お客様層を更に拡大するにあたり、お取扱い店のご担当者から、イタリア製の他社の牛革スニーカーとも競り合える価格帯の商品を出して欲しいとのお声をいただくようになりました。
そう言ったご要望にお応えするために、昨年来イタリアサイドと協議を重ね、開発した商品がこのFENNIX 3417です。

これまでのFENNIXに比べ、少しだけ購入しやすい価格になっていますが、品質が劣る訳ではなく、これはあくまでも企業努力の結果です。



先週の商品レリース後、ご購入いただいた第一号はホワイトでした。
やはり、スニーカーですので、白はテッパンです。
特にこれから夏に向けて、ホワイトの需要が一番高くなるのではないでしょうか。



ホワイトの次に売れたのが、ブラウンでした。
ワニ革という分類を外しても、茶色の革製のスニーカーはそれほど種類がないように思います。
しかし茶色ですから、結構ファッション的には合わせやすいはずです。



弊社では、何気ない日常にもワニ革という素材をお洒落に楽しみましょうと、「カジュアルクロコ」と言うコンセプトを推奨しています。
また、ビジネスの場においても、崩し過ぎないカジュアルファッションを取り入れては如何でしょうかとご案内しています。
そういう意味では、黒いワニ革のスニーカーは結構お役に立てる場面があるのではないかと思っています。

尚、FENNIX 3417のお取扱い店は次の通りです。

銀座フタバヤ靴店 銀座店 Tel: 03-3573-1601
渋谷西武B館6階 メンズサロン内 Tel: 03-3780-2518
イタリヤーノ(上野) Tel: 03-3835-2765
松坂屋 名古屋店 6階紳士靴売場 Tel: 052-264-2616
大丸 心斎橋店 5階紳士靴売場 Tel: 06-6271-1231

2012年4月26日木曜日

手練オヤジにふさわしいこなれたクロコが唯一無二


LEON 6月号のスニーカー特集内で、弊社のワニ革ヴィンテージスニーカー DAMI 2979 が紹介されました。(208ページ)
この特集のタイトルによると、「いま、モテるスニーカーは“ちょいクラシック”」だそうです。

このDAMI 2979の木型は、高級素材をカジュアルで履いていただくにあたり、極端に個性が強過ぎず、しかし弱過ぎもせずと言った、まさにシンプルでローテクなデザインです。

何気ない中に、「何、それ本物のワニ?」なんて気付いてもらえたりすると、お洒落度の評価で高得点が得られるかも知れません。

2012年4月25日水曜日

LEON 6月号



4月24日発売のLEON 6月号に DAMI 2979 Vintageの広告が掲載されています。(132ページ)

足元しか写っていませんが、モデルはイタリアAlly Projects社のMarco DAMIです。

2012年4月22日日曜日

ワニ革ヴィンテージスニーカーの新入荷



ワニ革ヴィンテージスニーカー DAMI 2979が、先週末イタリアより新たに入荷されてきました。
サイズ不足などでお待たせしておりましたお客様、大変申し訳ありませんでした。
今週から随時ご連絡させていただくことになると思います。

これまでもご案内しております通り、このスニーカーは特有な生産方法とワックス加工がヴィンテージの風合いを生み出す要因となっています。
ホワイトもブラックも個々に異なる特徴を持ちますが、ブラウンのワニ革が醸し出すワイルド感は、何とも言えない雰囲気を持っています。


2012年4月18日水曜日

ゾウ革で作ったパスポートケース



ゾウの革でパスポートケースを作りました。
本来、私どもアーリープロジェクツはワニ革を使った靴やバッグのメーカーですが、ちょっとした遊び心からゾウ革を使ってみました。



この種類のパスポートケースは、オーガナイザーと呼ばれることがあります。
オーガナイザーを辞書で引くと、まとめ役という言葉が出てきます。

オーガナイザーとして人を紹介する場合、組織をまとめる人、計画をする人となります。
物として説明する場合、雑貨や衣類などを整理整頓するための収納品をそう呼びます。
貴重品をうまく分けて保管できるケースや、壁から吊るし文房具などを入れるポケットが付いた掛け物などもある意味オーガナイザーです。
分散されたいくつかの物品を一つにまとめ、整理収納できる入れ物を、オーガナイザーと呼んでいるように思います。

さて、今回のパスポートケースをオーガナイザーと呼ぶべきかどうか、その機能をご案内し、ご評価いただきたいと思います。
用途としては、海外に出掛ける際に、普段より多くなる所持品をうまく一つにまとめて持ち歩くと言うことです。



まず、このパスポートケースは口をファスナーで閉じられるようになっています。



ファスナーを開くと、左側部には縦に大中小の3つのポケットが並んでいます。
① 一番下の小さいポケットには、航空券を切った後の半券や、小さめのチケットが入ります。
② 真中のポケットには、パスポートが入ります。
③ 上のポケットには、長めのチケットが入ります。
ここには、A4サイズの紙を縦に3つか4つに折って差し込むには、十分な高さがあります。

④中央にペン差しがあり、⑤右側にはカードが3枚挿せるようになっています。



右側部を開くと、ファスナーで間仕切られた⑥二つの紙幣の収納スペースがあります。
日本円と外貨を分けて納めるのに便利です。
ファスナー部の中は小銭入れになります。
普段使っている小銭入れをお持ちであれば、ここには外貨の小銭を入れておけます。
右奥の側部にはカードが6枚挿せるようになっています。



さて、これをパスポートケースと呼びましょうか、オーガナイザーと呼びましょうか。

2012年4月8日日曜日

2012年FENNIXの新作



こちらは2012年FENNIXの新作、no. 3417です。
カラーバリュエーションは、標準としてブラック、ブラウン、ホワイトの3色を準備しています。
また、販売開始時には季節限定で明るめの色をもう一色用意する予定です。



これまでのFENNIXは、色彩豊かな中に小さなラインなどの色を変えたワンポイントを持っていました。
今回のno. 3417の特徴は、単一色を3つの異なる素材で表現しているところにあります。



まず、甲部先端にはこれまでのFENNIXと同様にワニ革を持っています。
もちろんこのワニ革の斑模様は、2匹の同部位から取りますので、右足部と左足部は必ずシンメトリーになっています。



アイレット部にはエナメルを使っています。



ベロ部のワニ革はこれまでの楕円形から扇型に変わりました。
ベロの縁取りにも、アクセントとしてエナメルが使われています。



胴部は柔らかなナッパ(羊革)です。
エナメルの鮮やかな光沢に比べ、鈍く光るナッパの表面。
同色の中で表現される強弱の差がその印象を深くします。



踵のT字部もエナメルです。



画像ではちょっと見難いかも知れませんが、アウトソールの側面にFENNIXのロゴが印字されています。



一般的にはカジュアル向けのスニーカーですが、文句を言われない高級皮革です。
ブラックはビジネスの場でも結構ご活用いただけるのではないかと思います。



ブラウンはアイレットのリングとワニを象ったメタルがゴールドになっており、茶色と金色の組合せが固有の深い雰囲気を醸し出します。



1足の何気ないモノトーンの中に、3つの素材が「力強さ」、「柔らかさ」、「艶やかさ」を主張します。

尚、FENNIX no. 3417は4月後半から販売開始となる予定です。
これまでのFENNIXに比べ、少しだけ購入しやすい価格になっていると思います。