2012年10月20日土曜日

サイズ44


こちらは出荷前のワニ革ヴィンテージスニーカー DAMI 2979ホワイトのサイズ44です。
どういう訳か、今月はDAMI 2979に限らず、大き目サイズのスニーカーにご注文を多くいただいています。



サイズ44は、弊社での目安として、センチで27.5~28.0cmほどです。
弊社の国内での通常在庫は、サイズ39から44までとなっています。
サイズ39の目安が24.0~24.5cmですので、社内在庫では24cmから28cmくらいまでのお客様へのご対応ということになります。

これまでの弊社の実績として、一番多くご購入いただいたサイズは41と42です。
サイズ41が25.5から26.0cm、42が26.0から26.5cmを目安にしていますので、国内のお客様は25.5㎝から26.5cmのサイズの方が多いということになります。
ですから、イタリア本社へ新たな在庫の製作依頼をかける場合、サイズ41と42を厚めに山を持ち、小さい方は40、39へと行くほど少しだけ薄めに依頼します。
同様に大きいサイズは43から44が少し薄めになってしまいます。
大きめサイズと小さめサイズを比べると、弊社の通常のスニーカーであれば、大きめサイズの方が多くご購入いただいています。
しかし、ワニ革ヴィンテージスニーカーに関しては、どういう訳かこれまで小さめサイズも同じくらい多くご購入いただきました。



ペンの大きさと比べてお分かり頂けるように、サイズ44ともなると結構な大きさになります。

このDAMI 2979の木型は、イタリアAlly Projects社が世界展開している木型ですので、ヨーロッパ諸国やアメリカでも販売しており、44より大きなサイズで製作することは可能です。
この木型でこれまで国内のお客様にお作りした一番大きいサイズは46でした。
また、小さいサイズにも生産の準備があり、弊社の女性スタッフはDAMI 2979をサイズ37で履いていたりします。

通常在庫以外でのサイズで購入をご希望のお客様がおいででしたら、ぜひ一度お取扱い店または弊社へご相談ください。
ヴィンテージスニーカーはその製法による制限から、イタリアでの一回の最低生産数量が10足以上となっています。
ですから、1足でのご注文を即座にはお受けできません。
しかし、日本からイタリアへ発注する際に、ご依頼サイズを加えて製作依頼することができます。
もし小さいサイズや大きいサイズでヴィンテージスニーカーのご希望をいただきましたら、お時間をいただきますが、できる限りご対応させていただきたいと思っています。
但し、特別サイズでご注文をいただいた場合、キャンセルはお受けできませんので、その点はご了承ください。



ちなみに、DAMI 2979の私の個人的に一番お気に入りの部分がこの踵部です。
もともとワニ革という高級素材を使い、更にそれを特殊なヴィンテージ加工で非常に柔らかくし、とても履きやすくなっているというところが特徴です。
それに加え、踵部には厚めのクッションを入れ、柔らかく包むように踵にフィットし、保護しています。

2012年10月13日土曜日

ワニ革ヴィンテージスニーカーのミドルカット その2

このところようやく朝晩が涼しくなってきました。
オフィス内にいても、シャツ一枚で窓を開けていると、ちょっと寒いと感じるくらいです。
 

さて、こちらは8月末から販売開始したワニ革ヴィンテージスニーカーのミドルカット DAMI no. 3318です。
この秋から冬にかけて準備した色は、ダークブラウンとライトブラウンの2色です。
発売前はどちらの色がより多くのお客様にお好みいただけるだろうかと、関係者といろいろ想像していました。
明るめでありながら渋めのライトブラウンの方が人気が出るのではないか、いや濃いめのダークブラウンの方が高級感があり需要が高いのではなどなどと。
現在、販売開始から一ヶ月半を越えましたが、販売足数はほぼ同じくらいです。



このミドルカットスニーカーは、これまで複数の雑誌でお取り上げいただいていますが、ダークブラウンの方が少し露出度が高い分、お電話でいただくお問合せはダークブラウンに偏っています。

今年は9月に入っても暑さが緩まず、10月からようやく秋らしくなってきたからか、履き口が深めのミドルカットへのご興味レベルが上がってきている様に感じます。

2012年10月7日日曜日

DAMI 2979のレッド


本日は小雨がぱらつく3連休真ん中の日曜日ですが、午前中からワニ革ヴィンテージスニーカー DAMI 2979 レッドのご購入をいただきました。
ありがとうございました。

これまでもご案内の通り、no. 2979のレッドは今秋の限定色です。
標準3色のホワイト、ブラック、ブラウンに比べ、レッドの在庫数量はそんなに多くありません。
ご検討いただいているお客様はぜひお早目のご購入をお願いいたします。

そう言えば、昨年の今頃は初夏に出荷したno. 2979のオレンジがあっという間になくなり、年末に向けグリーンを準備しているところでした。
お届けする商品で、時の流れの速さを実感します。

2012年10月3日水曜日

ネイビーのファスナー長財布


ネイビーのワニ革で作ったファスナー付き長財布が出来上がってきました。



ご覧いただいてお分かりの様に、表の革は両面ぐるっとつながった一枚のワニ革でできています。



ファスナーはYKK最高級レベルのエクセラを使いました。
内側には、張りのあるライトブルーのシープ(羊革)を使っています。



実を言いますと、ネイビーのワニ革とライトブルーのシープのコンビは、先日弊社で作製したブリーフケースとまったくお揃いなのです。
(ブリーフケースの内革がちょっとしか見えていませんが。)



このネイビーのブリーフケースは、現在大丸東京店の7階メンズバッグ売場 LUGGAGE Tokyoにて展示販売されています。



もしこのブリーフケースをご購入予定のお客様がいらっしゃいましたら、この同色同素材の長財布もぜひお勧めしたいと思っています。



長財布もファスナーが付いた場合とファスナーなしで折りたたむだけのものがあります。
ファスナーなしの長財布は見た目カッコ良く、大きく開くことができるので、中のものの出し入れが容易という利点があります。
もし並んだゴールドカードやプラチナカードを見せびらかすなら、ファスナーなしの長財布の方が好都合です。
しかし、持ち方に気を付けないと、意図せず開いてしまったり、バッグに入れて揺れたりすると、中のものが浮き出てきたりする場合があります。
ファスナーを締めてしまったら中のものは出てこないという安心感がある分、ファスナー付き長財布に慣れてしまったら、ファスナーなしに戻るのはちょっと難しいかも知れません。