LEON 11月号(11 2009 No. 97)にFENNIXの広告が掲載されました。
カジュアルクロコという、究極の贅沢。
クロコほどその個性や品質が素材に現れるものはありません。斑は、その最大の特徴のひとつ。
他の皮革素材には見られない特有のパターンがあり、たとえそれが靴やバッグに姿を変えようとも、どの部分から裁断されたものなのか、斑を見れば明らかなのです。
また、斑の個性を生かしたデザインにこだわると、限られた部分しか使えず、場合によっては複数匹使用しなければならないこともあります。
しかもクロコは、品質を左右する無傷状態のものが極めて少なく、それだけ希少価値が高いのです。
FENNIXは、そんな貴重な高級素材を普段使いしたカジュアルシューズ。
つい気を抜いてしまいがちな日常のスタイリングに「カジュアルクロコ」をさり気なくも贅沢にとり入れた、真にお洒落な大人のためのコレクションなのです。
2009年9月22日火曜日
FENNIX style no. 3114
今年の初夏にリリースしたFENNIX 3114は、弊社HPでもご案内の通り、初期の基本色は、「モカ&クリーム」、「ブラック」、「ブリック」、「イタリアントリコロール」の4色です。「モカ&クリーム」はイタリア人らしいお洒落なネーミングと共に、ワニ革のスニーカーとしては最も素材の存在感を強調できる色の組合せになりました。「ブラック」は一見モノトーンの黒のスニーカーが実はハードなワニ革とソフトなナッパ(羊革)という、大人向けカジュアルの風合いですが、半ビジネスにも適した幅広い活用ができます。「ブリック」は、赤ほど派手過ぎず、茶よりおとなし過ぎない、合わせる服によって独自の個性を演出いただけます。「イタリアントリコロール」は、お洒落上級者向けに用意した拘りの配色です。
さて、ここで紹介するモデルは同じ3114ですが、現在まだ公に販売展開していない2点です。上段の靴はシルバーブルーのクロコに白のエナメルを合わせ、ライン部と踵部には銀色のナッパを使いました。当初、白のエナメルに金色のワニ革をとも考えていましたが、カジュアルクロコの普段使いに不自然になり過ぎない組合せという事で、最終的にシルバーブルーに落ち着きました。下段はシルバーブルーのクロコに銀色のナッパを、ラインと踵にはメタリックネイビーで重厚感を出しました。今後、どこかのタイミングで発売開始をと考えています。
さて、ここで紹介するモデルは同じ3114ですが、現在まだ公に販売展開していない2点です。上段の靴はシルバーブルーのクロコに白のエナメルを合わせ、ライン部と踵部には銀色のナッパを使いました。当初、白のエナメルに金色のワニ革をとも考えていましたが、カジュアルクロコの普段使いに不自然になり過ぎない組合せという事で、最終的にシルバーブルーに落ち着きました。下段はシルバーブルーのクロコに銀色のナッパを、ラインと踵にはメタリックネイビーで重厚感を出しました。今後、どこかのタイミングで発売開始をと考えています。
2009年9月21日月曜日
2009年9月20日日曜日
Ally Projects srl
左端がAlessandro DAMI(アレッサンドロ・ダーミ)、右端がMarco DAMI(マルコ・ダーミ)。
イタリアのトスカーナ州ピストイアに本拠地を持つAlly Projects srlは、Marco DAMIとAlessandro DAMIの二人の兄弟の会社です。
DAMI家は1800年代からモンスマーノテルメ地区の広範囲にわたる農地、山林の所有者でした。しかし、先代のGino(ジーノ)は1940年代に家業を継がず、モンスマーノテルメの靴工場で働くようになりました。やがてその地域では羨望の的となる熟練した生産技術者となり、さらには近辺の生産工場にとどまらず、ロンバルディアやマルケなど、他の地域の靴生産者の指導にあたるようにさえなりました。
1950年代にGinoは妻のNara Micheliと親交の深かった靴の生産業者仲間と共に、靴製造業に向けた部材の販売に着手しました。その活動範囲はイタリア国内にとどまらず、東ヨーロッパ諸国からインド、中国への輸出にまで発展しました。その家業は現在も継続しています。
後にAlessandroとMarcoが事業に参加し、Heng Long社との出会いがあり、Heng Long社のワニ革のイタリア国内総代理店へと展開していきました。
皮革の販売代理店としてのAlly Projects srlは、高級品の製造業者のみが使用するクロコダイル、アリゲータ以外の革の販売には着手しませんでした。
ワニ革の供給者としての事業を確立した次のステップとして、その革を使った靴の生産はAlly Projectsにとって難しいものではありませんでした。
魅力的な商品が準備でき、豊かな販売経験を持った協力者との信頼関係を得たことで、イタリア国内に限らず、アメリカを含む海外展開はスムーズに着手でき、初年度から高い実績を上げることに成功しました。その後、アメリカでの販売量の拡大に伴い営業が強化され、カジュアルタイプFENNIXの商品ラインよりも高級な靴を世界に向け供給できるブランドの製作に着手しました。これがドレスタイプDAMIの誕生につながりました。
イタリアのトスカーナ州ピストイアに本拠地を持つAlly Projects srlは、Marco DAMIとAlessandro DAMIの二人の兄弟の会社です。
DAMI家は1800年代からモンスマーノテルメ地区の広範囲にわたる農地、山林の所有者でした。しかし、先代のGino(ジーノ)は1940年代に家業を継がず、モンスマーノテルメの靴工場で働くようになりました。やがてその地域では羨望の的となる熟練した生産技術者となり、さらには近辺の生産工場にとどまらず、ロンバルディアやマルケなど、他の地域の靴生産者の指導にあたるようにさえなりました。
1950年代にGinoは妻のNara Micheliと親交の深かった靴の生産業者仲間と共に、靴製造業に向けた部材の販売に着手しました。その活動範囲はイタリア国内にとどまらず、東ヨーロッパ諸国からインド、中国への輸出にまで発展しました。その家業は現在も継続しています。
後にAlessandroとMarcoが事業に参加し、Heng Long社との出会いがあり、Heng Long社のワニ革のイタリア国内総代理店へと展開していきました。
皮革の販売代理店としてのAlly Projects srlは、高級品の製造業者のみが使用するクロコダイル、アリゲータ以外の革の販売には着手しませんでした。
ワニ革の供給者としての事業を確立した次のステップとして、その革を使った靴の生産はAlly Projectsにとって難しいものではありませんでした。
魅力的な商品が準備でき、豊かな販売経験を持った協力者との信頼関係を得たことで、イタリア国内に限らず、アメリカを含む海外展開はスムーズに着手でき、初年度から高い実績を上げることに成功しました。その後、アメリカでの販売量の拡大に伴い営業が強化され、カジュアルタイプFENNIXの商品ラインよりも高級な靴を世界に向け供給できるブランドの製作に着手しました。これがドレスタイプDAMIの誕生につながりました。
2009年9月16日水曜日
カジュアル・クロコ
私ども、アーリープロジェクツは、イタリア製のワニ革を使った靴のメーカーです。
弊社HP (http://www.allyprojects.jp/) でもご案内の通り、総ワニ革のドレスタイプ「DAMI」と、スニーカーベースのカジュアルタイプ「FENNIX」という2つのブランドを所有しています。
私どもの推奨するコンセプトに「カジュアル・クロコ」があります。これはクロコダイルやアリゲータを代表とするワニ革で作られた靴やバッグなどをこれ見よがしの一張羅にしてしまうのではなく、この高級素材を何気ない日常にさり気なく普段使いとして取り入れることで、贅沢な大人のお洒落を楽しみましょうというものです。
また、普段はスーツにタイの方(かた)が、オフではもちろんのこと、社交の場やたとえビジネスにでもカジュアルへと軽く着崩す際、FENNIXを合わせることで足元に1点のこだわりを加え、カジュアルでさえ崩し過ぎないお洒落を演出いただけます。
スニーカーあたりから、カジュアル・クロコをお楽しみいただくのは如何でしょうか。
弊社HP (http://www.allyprojects.jp/) でもご案内の通り、総ワニ革のドレスタイプ「DAMI」と、スニーカーベースのカジュアルタイプ「FENNIX」という2つのブランドを所有しています。
私どもの推奨するコンセプトに「カジュアル・クロコ」があります。これはクロコダイルやアリゲータを代表とするワニ革で作られた靴やバッグなどをこれ見よがしの一張羅にしてしまうのではなく、この高級素材を何気ない日常にさり気なく普段使いとして取り入れることで、贅沢な大人のお洒落を楽しみましょうというものです。
また、普段はスーツにタイの方(かた)が、オフではもちろんのこと、社交の場やたとえビジネスにでもカジュアルへと軽く着崩す際、FENNIXを合わせることで足元に1点のこだわりを加え、カジュアルでさえ崩し過ぎないお洒落を演出いただけます。
スニーカーあたりから、カジュアル・クロコをお楽しみいただくのは如何でしょうか。
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