2012年8月6日月曜日

ハイカット、ミドルカット



現在、弊社ではこの秋冬に向けて、ワニ革のミドルカットスニーカーを準備しています。
画像のミドルカットは、昨年秋に作製した弊社ヴィンテージスニーカーの試作品です。
実際に販売となる色調は今後のお楽しみということで、ここでのご案内は控えさせていただきます。
近々発売される雑誌でのご紹介記事や、Webサイトでお伝えしていきますので、ぜひご期待ください。

さて、上段でミドルカットとご案内しましたが、弊社ではこれまで主にローカットとハイカットを販売してきました。


こちらは、2008年に発表したハイカット FENNIX 2982です。
他のFENNIXと同様に、ワニ革と他素材とのコンビになっており、甲部にアリゲータ、胴部と履き口の深い部分にナッパを使っています。



当時の発表は、ブラック&ホワイトのコンビ、モノトーンのブラック、モカ&クリームの3色でした。



国内では、日本オフィスが立ち上がったばかりで、販売数量がまだあまり期待できない時期でしたので、この内モカ&クリームだけの限定販売となりました。

このFENNIX 2982以外は弊社のスニーカーはこれまでローカットが主体でした。
この秋からミドルカットの販売を開始します。
しかし、何をもってハイカットと呼び、何をミドルカットと呼ぶか、定義が明確ではありません。
弊社では、これまで販売したハイカットとローカットの間の高さのスニーカーを、勝手にミドルカットと呼んでいます。



実際どれだけの違いがあるか確認のため、冒頭でご案内したミドルカットと、ハイカットのFENNIX 2982を並べてみました。
高さにして、4~5㎝程の違いがありました。
これだけ違うと、ファッションにも影響してくると思います。

以前読んだファッション誌の記事で、ハイカットをカッコ良く履くには、パンツの裾をスニーカーの中に入れるより、ロールアップして見せる方が良いという内容がありました。
しかし、ロールアップもレベルがあり、高めのハイカットにパンツを上の方までロールアップすると、似合う人とそれが似合わない人がでてくると思います。
そう言った意味では、弊社で準備するミドルカットは結構良い高さになっていると思います。

また、同じ記事の中に、ハイカットの履き方として、上から二つの穴には靴ヒモを通さず、ルーズに履きましょうという紹介もありました。
もちろんそう言った履き方もあると思います。
しかし、靴ヒモを通さずルーズにするのが常にカッコ良いかというと、少し疑問でした。
であれば、不要なところを削って、機能だけ残したミドルカットくらいがちょうど良いのかも知れません。

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