年始早々、イタリアへ行ってきました。
今回、行きは成田からの夜間フライトを使いました。
22時出発ということもあり、空港内のほとんどの売店は閉店していましたが、人が少ないためセキュリティーチェックの長い列を待つこともなく、この時はその静けさと楽な搭乗手続きに結構喜びを感じていました。
年が明けたばかりのこの時期、搭乗ゲート前では建物の内側でもまだ少し寒く、待合所でコートを脱ごうか着ていようかと迷っていた私の目の前を半袖ポロシャツの外人さんが通り過ぎたのには驚きました。
しかし、その後離陸した機内の座席ではもっと寒く、毛布を2枚もらいましたが、それでもこのまま寝てしまうと風邪を引いてしまうだろうという状態で13時間を過ごすことになりました。
トランジットのシャルルドゴールには現地時間の午前3時に到着しました。
ここから朝一番のミラノ行きに乗り換えとなります。
夜間便は出発当日の夕方まで仕事ができ、空港では人が少ないので便利だと思いましたが、トランジットがある場合、朝のローカル便が動き出すまでの5時間近くを空港のゲート前で待たなければいけないのが辛いところです。
到着したリナーテ空港は街中心部に近く、バスでミラノ中央駅まで20分程。
本来の計画では、ミラノに一泊し、翌日フィレンツェに移動のはずでしたが、Ally Projects本社から到着日と翌日の週末に打合せをしたいとのことで、そのままフィレンツェに直行というスケジュールになりました。
元々出展予定のなかった見本市に、急きょAlly Projects社が出展者として参加することになり、その準備で忙しくなるからというのが理由でした。
駅で電車のチケットを先に買って、せっかくのミラノでしたから、慌てて地下鉄で中心街へ移動し、発車までの短い滞在時間でモンテナポレオーネを歩いてきました。
フィレンツェまでユーロスターで2時間弱の旅。
12時過ぎのミラノ発に乗ると、14時前には到着します。
フィレンツェ駅まで迎えに来てもらい、車でAlly Projects本社のあるピストイアに移動。
その日はそのまま打合せに時間を使いました。
Ally Projectsの社内にある金庫を覗くと、総額で億単位相当のワニ革が保管されています。
いろんな色のワニ革靴が作れるのが、よくお分かりいただけると思います。
1月8日から始まったPITTI IMMAGINE UOMO(PITTI)の出展ブースで朝からお客様をお待ちしました。
PITTIはイタリアのフィレンツェで毎年1月と6月の2回行われる世界最大級のメンズプレタポルテの見本市です。
イタリアンブランドはもとより世界各国のナショナルブランドが翌年の新作モデルを発表し、また世界各国からそれを買い付けるために多くのバイヤーが集う展示会です。
取り扱うアイテムも多岐にわたり、ビジネスからカジュアル、フォーマル、バッグ、靴、 アクセサリにいたるまでメンズファッションの全てが展示されています。
これまでPITTIは一般来場者として訪問してきましたが、展示者の一員として参加するのは初めてでした。
初日が終わり、PITTIの開催されているフィレンツェからAlly Projects本社のあるピストイアに帰ってきました。
この後、スタッフ皆で夕食に出掛けました。
今回のイタリア訪問は、簡単な市場調査後、本社スタッフとの打合せと見本市見学が主な目的でした。
当初はPITTIを初日一日だけ見回って、翌日帰国という計画を立てていました。
それが、急きょ出展ということになったため、現地スタッフを含め、スケジュールが慌ただしくなってしまいました。
本来、展示会が終わるまで滞在したかったのですが、日程変更ができず、開催途中に帰国となってしまいました。
PITTIのAlly Projects社ブースを2日目以降にお立ち寄りいただいた国内のお客様、現地でお待ちできずに大変申し訳ありませんでした。
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