2013年10月27日日曜日

昨日の出来事


昨日、ワニ革スニーカー DAMIお取扱いの一店からお電話をいただき、DAMI 2979のブラックを至急持って来て欲しいとの依頼を受けました。
指定されたサイズの2979ブラックを持って、そのお店に急行すると、お客様がお一人お待ちになっていらっしゃいました。
そのお客様の足元を見ると、随分と履き込んだ様子の2979ブラックを履かれていました。
話をお伺いすると、2979が好き過ぎて、いつも履いていますとのこと。
私どもにとって大変有難いお客様であることが分かりました。

この日はこれまで履いてきた2979がだいぶん傷んできたので、新たな一足に買い替えようとご決断されご来店されたそうです。
そして、偶然私はその場に立ち会うことができたのです。
しかし、問題はここから起こるのでした。
ご挨拶も早々に持ってきた新しい2979を試着いただいたのですが、なぜか履いていただいた直後にこれまでと感触が違うと仰られたのです。
これまでのものと比べると、足入れが浅く感じると。
それを聞いて「ハッ!」と思い当たることがありました。



今年から、弊社ではワニ革スニーカー DAMI 2979とDAMI 3357には、この様なクッションを中敷きの下に入れるようにしました。
踵の着地時のクッション性を上げるのが目的でした。
履いた際には、数ミリのクッションを体重で押しつぶすので、微妙な差異なのですが、長く履かれたお客様にとってはこの差異から来る感触を感じ取られたのだと気が付きました。



中敷きの下に入れたクッションを一旦取り外し、再度試着いただくと、これまでと同じ感触に戻られたようで、ご納得いただき、その後は新しい2979に履き替えたままお帰りになられました。

今回、たまたまお客様が買い替えいただく場に立ち会わせていただきましたので、状況をご説明させていただくことが出来ました。
しかし、残念なことにメーカーの立場の私どもがお客様に直接お会いする機会は余りありません。
ひょっとすると、これまで2979を新たに買い替えていただいた際、同じ思いをされたお客様がいらっしゃったかも知れません。



中敷きは簡単に取り出すことが出来ます。



中敷きの下のクッションは、靴底に両面テープで着いているだけですので、剥がすことが出来ます。
長くDAMI 2979を履いていただき、新たな2979やDAMI 3357をご購入いただいたお客様で、もし履き心地がちょっと違うとお感じになられましたら、これが理由かも知れません。


尚、ご不明の点やお気付きの点などございましたら、アーリープロジェクツジャパン(電話:03-3462-2345)までご連絡ください。

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