イタリアへ行ってきました。
まず最初の楽しみは、行きのフライトが2階建ての新型エアバスだったことです。
今回はミラノから入りました。
地下鉄からドゥオーモ前の出口を上って行き、エマヌエーレアーケードを往復。
その後、ブランドが並ぶ通りをお決まりのコースぐるっと一回りし、フォーシーズンズホテルのカフェで一休み。
天気の悪い日でしたが、流行を感じて来ました。
シーズンオフのためか、ショップの新鮮さには欠けていたようには感じました。
この日はたまたまミラノでは冬のセール初日で、入店客を時間で制限しているショップもあり、かなりの賑わいでした。
個人的にはMONCLERのジャケットに興味があったのですが、専門店の入口からできた列があまりに長く、店内に入ることさえ諦めてしまいました。
ミラノの宿泊は、セントラル駅から1分と掛からないところに位置するホテル。
改装後間もない清潔さとロケーションの良さにかかわらず、本当にと思うくらいの格安値段で2泊しました。
翌日、ミラノからフィレンツェに列車で移動。
到着後、街を30分程うろうろしている内に、Ally ProjectsのMarcoが迎えに来てくれました。
この日の宿泊は、Ally Projects本社近くのモンスマーノテルメ地区。
修道院を改築したというホテルは、古い映画に出てくるような地元の文化を感じさせる年代もの。
室内はとても綺麗でしたが、天井にまたがった大きな丸太とその上に敷き詰められたレンガがいつか落ちてこないかと、とても心配でした。
次の日からAlly Projects本社で打合せを行いました。
アーリープロジェクツジャパンのこれまでと今後の見通しをマネジャー達に説明しました。
昨年夏から、ミラノとフィレンツェで先行的に販売を始めた商品が好調で、既にフランスとロシアでの展開が決まっており、この商品をいつどの様に日本に持って行くかということに最も時間を使いました。
この内容については、改めてご案内させていただきます。
Marcoと一緒に染色のラボラトリーに行きました。
大量の染色を発注する前に、ここのラボでサンプルを染色し、確認後最終製品の色を確定します。
真中のCiroさんに大変親切にラボ内をご案内いただきました。
大小合わせて16の染色用ドラムがフル稼働中でした。
ラボの帰りにPRADAのアウトレットに連れて行ってもらい、お買い物。
この日のディナーは、地元トスカーナの代表的な肉料理のレストランでした。
普段は出てきたものを残すことのない私でさえ、食べきれない程大きなTボーンステーキをいただきました。
柔らかい肉をフォークとナイフで大き目にカットし、思いっきり口の中でジューっと噛み締める醍醐味、しばらくは忘れられません。
ちなみにここは以前、ワイン色のFENNIXの雑誌広告用画像の撮影に使わせていただいたレストランでした。
翌日は、フィレンツェで始まったPITTI IMMAGINE UOMOに行きました。
右は、Ally ProjectsのMoniaさんです。
彼女の存在なしに今のアーリープロジェクツジャパンはありません。
とても可愛いイタリア女性ですが、残念ながら既婚者です。
午後の遅い時間に回ったので、人も少なくゆっくり展示を見ることが出来ました。
今回はどちらかというとカジュアルなものが多いようでした。
マントコートの展示が印象に残りました。
1週間の旅行でしたが、とても中身の濃い有意義な出張となりました。
Carissimo Marco,
Grazie mille per tutto quello che avete fatto per la nostra visita.
Siamo molto felice di possiamo fare il lavoro con voi.
La prossima volta e` ci vediamo in Giappone.
Ciao!
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