DAMI no. 3266
イタリアから届いたばかりの新作を1足ご案内いたします。
品番は、DAMI no. 3266です。
現在販売中のヴィンテージスニーカー DAMI no. 2979 Vintageはアッパーすべてにワニ革を使いますが、このno. 3266はワニ革とキャンバス地のコンビになっているところが特徴です。
no. 3266のワニ革部について、甲の先端に使われているのは、弊社のナッパやエナメルなどを使う他のコンビのスニーカーと同じです。
しかし、ハトメの通った左右の羽根部にワニ革が使われているのは、これまで国内で販売されてきた弊社のスニーカーと異なるところです。
コンビのスニーカーでは、この部分をワニ革で強調すると、お洒落感が増すだろうと言うのは前々から指摘されていたところです。
また、踵のT字部をワニ革にしているのも、新しいところです。
さて、キャンバス地の方ですが、ヨーロッパで販売されているDAMIブランドのスニーカーと同様に、アッパーを組立て縫製後染色し、洗浄と乾燥後にダメージ加工を加えています。
ヴィンテージ風スニーカーとしては、抜け感がより際立った様に思います。
DAMI no. 2979
現在販売中のno. 2979は、アッパーすべてを高級素材であるワニ革にし、それをあえてヴィンテージ加工したところに大きな魅力があります。
そこに今度はワニ革とキャンバス地を組合せ、履き古し感をより出したスニーカーが、国内のお客様に受け入れていただけるのか、まだよく分からないところです。
私自身は嫌いではないのですが、組合せ素材が本当にキャンバス地で良いのか、ダメージ加工までした方が良いのか、この辺を来期に向けて検討していきたいと思っています。