オーダー会でご注文いただいたスニーカー 2014年4月 その２

前回4月27日のブログ記事で、オーダー会でご注文いただいた特注のワニ革スニーカー DAMI 3357をご案内しました。
ワニ革と山羊革のアッパーをネイビーで染色し、ブラックのアウトソールを使用したスニーカーが非常に良く出来上がってきましたという内容でした。

このスニーカーを見ていて、先日お打合せをいただいた方との話を思い出しました。

お一人のお客様が弊社へお見えになられた時のことでした。
いろいろとスニーカーの話をしている内に、その方のご希望が、スーツに合わせられてカジュアルにも履けるものが欲しいということが分かりました。
出張や旅行などで泊りがけで出掛けた際、スーツ用とカジュアルウェア用で別々に靴を持って行くのが大変で、一つにまとめられると助かるからというのがその理由でした。
そのお話には、私自身もまったく共感するところがありました。

出張先でお取引先と打合せをした後に、宿泊先に戻ってその日にまだ十分な自由時間があると、カジュアルウェアで出掛けたくなります。
しかし、そのために靴を１足余計に持って行くとなると、大変かさばるのです。
最初から長期旅行ということでトランクを持って行くのであれば、靴の１足くらい詰め込んでしまえます。
しかし、一泊や二泊の出張で小さめのボストンで出掛ける場合、靴１足分がスペースを取ってしまい、荷物を重くしてしまうのです。

最近はファッションの幅が広がり、スーツだから革のドレス靴じゃなければいけないということもなくなりつつあります。
弊社のものもそうですが、最近はスーツにも合わせることができる革のスニーカーが増えてきています。
スーツで履けて、カジュアルに合わせてもカッコ良くお洒落というスニーカーがあれば、一石二鳥なのです。



今回ご案内した DAMI 3357のネイビーは、その一石二鳥を探し当てたような気がしました。