DAMI 2979のアウトソールの修理交換が終わり、工房からスニーカーが戻ってきました。
2979はアッパーをアウトソールに載せ、サイドから縫い込んでいく製法のスニーカーですので、中敷を外し内側から見ると、新たに縫われた糸の縫い目を確認することができます。
修理が終わったスニーカー(左)と、取り外した後のアウトソール(右)を並べてみました。
取り外されたアウトソールはゴム底ですから、踵がだいぶすり減っていて、よく履き込まれたことが分かります。
ゴム底のすり減り具合に比べ、アッパーのワニ革はあまり傷んでいません。
こちらのユーザさんがこれまで手入れをしながら、大切に履いていただいた証ではないでしょうか。
もともと新品でもワザと履き古したヴィンテージの風合いを持つスニーカーです。
少し履き込んでいただいた方が、より味のあるスニーカーになっている様に見えます。
中敷を入れ、靴ヒモを通して、修理完了です。
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