2011年8月9日火曜日

2012年新作のご案内 その7 DAMI 3350 INTRECCIO



本日は新作の中からもう1足、ミドルカットのワニ革スニーカーをご案内します。



木型は8月3日のブログ記事でご案内したDAMI 3350とほぼ同型です。





DAMI 3350と同じ裁断をし、つま先甲部、ヒモの通った羽根部、踵部にワニ革を使用していますが、側部素材のキャンバス地がナッパになり、内側にファスナーが付いていません。
このスニーカーも、これまでご案内した新作と同様に、クラストのアッパーを作り、後に染色するワッシュタイプです。
品番は、DAMI 3350 INTRECCIOです。





このDAMI 3350 INTRECCIOは、側部に使われているナッパに特徴があります。
INTRECCIOはイタリア語で「編む」という意味ですが、このナッパに編んだような加工を施しています。
「編んだような」と言っているのは、実際ボッテガべネタの様に裁断した革を重ねて編み込んでいる訳ではなく、一枚の革を細かく折り込んで編んだように見せているからです。
これはこれで大変な加工だと思いますが、形状が特殊なため、好きな方と嫌いな方に分かれそうで、このまま国内で持って来て販売展開して良いか、少し市場調査が必要です。



いっそのこと、この編み込んだナッパをプレーンのナッパに置き換え、ワッシュタイプで作ってみるのも一つのアイデアだと考えています。
イタリア本社に確認したところ、プレーンのナッパで作ったサンプルはないそうなので、サンプルを1足作って欲しいとリクエストをしておきました。
イタリアのAlly Projectsは、他の企業と同様に8月の第2週から夏休みに入ります。
サンプルが上がって来るのは、9月に入ってからになりそうです。



そのサンプルに、キャンバス地のDAMI 3350の様にファスナーを付けてもらうべきか、現在迷っています。
イタリアでは、靴に付くファスナーが流行っているそうです。

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