赤いワニ革の長財布が上がってきました。
ファスナーが付いて、しっかり閉じることのできるタイプです。
シングルファスナーの長財布ですので、ワニ革は表裏がつながった一枚で作られています。
これまでどちらかと言うと、個人的にはあまり光沢のないマット調のワニ革の方が好みでした。
しかし、ここまで綺麗にグレージング加工された素材が商品に仕上がると、光沢のあるワニ革も相当良いと再認識してしまいます。
特にこのワニ革は、一つづつの斑が薄く盛り上がり、凹凸感を強調するボンベ加工が施されています。
最近では国内でも限られた工房のみが行える、特殊加工です。
ファスナーは接合部の密度が高いものを選び、色は光沢のないアンティークカッパーにしています。
内革にも赤を使っています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiun58EgAnKq8h1LvMr6DF5758hr_ye6AL_b8YsPpBaILAQ-4CE4bIUXSlSvfPJFyb07_ghr_nQTMP-B0V-PPmv7phyphenhyphen5IvcuRBD6VxWdH79n9xUMSgtV8FPigfJHkFa6lbfF5_czvfGN-pg/s320/KIAP9029%25E8%25B5%25A4%25E3%2583%25AF%25E3%2583%258B%25E9%259D%25A9%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A1%25E3%2582%25B9%25E3%2583%258A%25E3%2583%25BC.jpg)
財布の中は、中央に仕切りを持ち、両方にカードが6枚づつ、合計12枚入るようになっています。
もちろん小銭を入れるスペースなど持ちません。
今回は、最初に弊社が保有していたワニ革の中から一枚をお客様にお気に入りいただきました。
長財布というよりは、まずワニ革をご選択いただき、その素材品質に見合う部品を厳選し、商品の作製に着手しました。
他に同じものはない、このお客様だけの長財布となりました。
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