今年8月のブログ記事「2012年新作のご案内」の中でもご紹介しましたが、弊社ヴィンテージスニーカーのミドルカットには2つのスタイルがあります。
一つは、下部を現行販売中のDAMI 2979そのままに、履き口から踝までを牛革のキルティングで延長したスタイルです。
ベロ部に少し厚みを持ち、靴ヒモも上部までしっかり結べるようになっており、ハイカット程ではないものの、足首までしっかり覆います。
もう一つはキルティング部を持たず、胴部の素材をそのまま踝まで伸ばしてミドルカットにしたスタイルです。
甲部と羽根部と踵部にワニ革を使い、胴部をキャンバス地にしたものと、同じ型で胴部に牛革でイントレチャート風の加工を施したものを以前はご案内しました。
これまでお客様にご案内してきた中では、キルティングのものよりもこちらの胴部ネック一体のスタイルの方が良いと言われる方が多くいらっしゃいました。
足首部が太くなると、パンツを選ばなければならないところがその理由かも知れません。
更に、そう言われた方々の中から、せっかくならこのスタイルでワニ革と他の素材とのコンビではなく、すべてをワニ革にしてはどうでしょうかというコメントもいただきました。
そのお言葉にお応えするために、イタリアに依頼して、サンプルを作ってもらいました。
試作はライトブラウンになりましたが、良い感じに上がってきました。
このミドルカットは、すぐに販売開始という訳には行きませんが、今後弊社の商品ラインナップの一部を構成するようになると思います。
しかし、一点残念なのは、ワニ革素材の面積が増えた分、他のヴィンテージスニーカーよりも価格が少し高くなってしまうことです。
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