2011年11月1日火曜日

スエードとのコンビで作った焦げ茶のFENNIX 3035

今年の1月のブログ記事で、ワニ革とナッパのコンビで作った焦げ茶のFENNIX no. 3035をご案内しました。(次のリンク先をご参照ください。)

テスタデモーロのFENNIX
http://allyprojects.blogspot.com/2011/01/fennix.html

標準品のno. 3035は、ブルー、レッド、ブラック、ホワイト、トリコロールの5色に、素材もワニ革とエナメルのコンビで、どちらかというと派手で目立つスニーカーです。
1月に特別注文の焦げ茶の3035をご紹介した直後には少し評判になり、何人かのお客様から弊社宛てにお問合せをいただきました。
その中のお一人からは、大人が履ける茶系の落着いたスニーカーを探していたが、いままでなかなか見つからなかったというお話をお伺いしました。

スニーカーは元々はスポーツ系から発展してきた履き物ですから、これまで需要層の多くは若者で、白をベースとして、そこから発展した色は明るめが多かったはずです。
その後、スニーカーはスポーツだけではなく、カジュアルに履けるお洒落なタイプも販売されるようになりました。
しかし、その誕生の起源からは少し離れた位置にある「大人向け」や「落着いた色調」というご要望に見合ったラインナップの充実に、メーカーは少し時間を要したかも知れません。



さて、1月に発売した3035の焦げ茶という色はそのままで、素材をワニ革とスエードのコンビにした特別仕様のFENNIX 3035が出来上がりました。
前回のナッパの時と同様に、ハトメのリングとワニを象ったメタルは焦げ茶に良く合うゴールドにしています。





甲部と側部ラインにワニ革、側部ボディーをスエードにした以外は、靴ヒモを通す羽根部と踵部にエナメルを使用しています。
この色調にスエードという素材を組み合わせたスニーカーは、より落着いた重厚でお洒落な雰囲気を醸し出し、今の季節にはとても良く合っています。



この特別仕様のFENNIX 3035は、現在上野御徒町のイタリヤーノ(Tel: 03-3835-2765)で販売されています。

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